2014/03/15

Owen 「L'Ami du Peuple」

L'Ami du Peuple cover art
Country: Illinois, US
Release Year: 2013
Label: Polyvinyl Records

Track List:
1. I Got High
2. Blues To Black
3. Love Is Not Enough
4. Coffin Companions
5. The Burial
6. Bad Blood
7. Who Cares?
8. A Fever
9. Where Do I Begin?
10. Vivid Dreams

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For Fans Of:
William Fitzsimmons/So Much Light/Into It. Over It.


Emo神Mike Kinsellaのソロ作!
昨年は自身がドラムをプレイするTheir / They're / Thereという新プロジェクトを始動し、Owen名義でのリリース・来日も果たしました。2013年はまさしくEmo Rivivalと言っても過言ではなかったと思います。新旧Emoの立役者が彩った一年でありましたね。
Owenのリリースは2年ぶりです。今作ではアコースティック一本からバンド形態での曲が格段に増えています。そういう意味ではInto It. Over It.が昨年リリースした"Intersection"と構成がとても似ており、ハマった人にはぜひ聴いていただきたい1枚です。Emo云々を抜きにしても、牧歌的なフォークサウンドが好きであればオススメですね。

個人的に従来のアコースティックのみに頼ったアルバムよりも今作には聴きごたえを感じています。Owenのバンドセットという新鮮さが大きいと思います。ライブでも彼はとてもクールでかなり淡々としたショーでした。MCでもあまり覇気のあるやり取りも少なかったですし、陽気なEvanとは対照的な存在なんだなぁという印象を受けました。
しかし彼に限ってはそれで納得してしまう人間味が以前から伺えたので、特段違和感を覚えることもありません。きっと彼を好きなリスナーは同じことを思ったのではないでしょうか。

この曲はMikeの妻とのユニットThe Shirts & Skinsで作られた曲を再アレンジして収録されたものです。
今年はMikeの兄Timも参加するCap'n Jazzの別名義とも言えるOwlsが十数年ぶりにフルアルバムをリリースしましたね。そしてTheir / They're / Thereがフルアルバムを制作することも発表されました。Emo好きの僕にとっては喜ばしいニュースです!今年もMike Kinsellaが、賑わうEmo/Math/Indieシーンの中心で活躍してくれることに期待したいと思います。

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