2014/07/02

Chiodos 「Devil」


Country: Michigan, US
Release Year: 2014
Label: Razor & Tie Records

Track List:
1. U.G. Introduction
2. We're Taking About Practice
3. Ole Fishlips Is Dead Now
4. Why The Munsters Matter
5. 3 AM
6. Sunny Days & Hand Grenades
7. Duct Tape
8. Behvis Bullock
9. Looking For A Tornado
10. Expensive Conversations In Cheap Motels
11. I'm Awkward & Unusual
12. Under Your Halo
13. I Am Everything That's Normal

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For Fans Of:
A Skylit Drive/Motionless In White/My Chemical Romance



オリジナルメンバーを従えて帰ってきましたChiodosのフルアルバム。今作ではVo.のCraigはもちろん、Gt.とDr.も復帰ということで初期Chiodosファンにはたまらない内容になっているはずです。
しかしこの曲には驚きました(笑)トレンドのPop Punkを意識したイントロからなだれ込み、アルバムで最もキャッチーなナンバーになっています。まぁWarpedの常連ですし、あのフェスではティーンが注目しているものがひと目でわかりますよね。そこに出演するともなると多少なりとも他のバンドからの影響はあるんだろうなぁと、まぁ納得。
しかしこの曲はChiodosよりもCinematic Sunriseの方で作った曲なんじゃないかって勘ぐってしまうほどらしくない(笑)


安心してください、こういう曲がメインです。出だしからCraigがブチギレてますねぇ~。やはり彼はカリスマVo.だなぁと改めて思い知らされました。ハイトーンで歌えるVo.なんてこのシーンでは山ほどいますが、そこに個性を見出しているVo.は実は相当少ないです。個人的にはThe UsedのBertやex-Woe, Is Meであり現IssuesのフロントマンであるTylerくらいです、一目置いてるのは。というよりも、彼らのVo,としてのスキルにはかなり衝撃を受けました。それは世界観の出し方だったり、ルーツの活かし方だったり、そういう面も含めただ歌が上手いVo.とは全く比べ物にならないと思うんですね。
ChiodosのCraigも個人的にはすげぇな と思うVo.の一人で、それは彼がChiodosを離れていた時期にやっていたDRUGS(Destroy Rebuilt Until God Shows)を聴いた時に感じました。
彼が命をかけて歌っているような、まぁ実際それに近いところはあるんですよね(笑)どういうわけかこのシーンのVo.というのはメンヘラが多いよね・・・


そうですねぇ、僕がなんで今更Chiodosなんか聴いてるのかっていうと自分の青春時代にハマっていた音楽の1つだということとCraig復活というところが大きいと思います。
僕の高校生活を彩ったのは90's EmoでもなければPop Punkでもなく、こういうモダンポストハードコアバンドでした。ですから、今作を聴いていて思い出すのは自分が高校生の頃こういうバンド好きだったよなぁ ということ。そこから連想していって、My Chemical RomanceやThe Used、Panic! At The Discoみたいなゴス要素のあるバンド、これらが好きな人にとってChiodosの復活作はどこかノスタルジックなものになっていると思います。


僕も凝り固まって、こういう音楽は聴かないぞ!っていう変な意地を持っていましたが昔好きだったバンドはどんなジャンルであれかっこいいということを噛み締めています。
たまにはこういう耳のリラックスも必要かもしれないですね。

【おまけ】

ボーナストラックとして収録されています。

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