2014/07/27

Four Year Strong 「Go Down In History」

Go Down In History cover art
Country: Massachusetts, US
Release Year: 2014
Label: Pure Noise Records/ICE GRILL$

Track List:
1. What's In The Box?
2. Living Proof Of A Stubborn Youth
3. Tread Lightly
4. Go Down In History
5. So You're Saying There's A Chance...

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For Fans Of:
Set Your Goals/Can't Bear This Party/Hooligans



Set Your GoalsとともにEasycore/Melodicの二大巨頭としてティーンから絶大な支持を誇っている彼ら。昨今のPop Punkの礎を築いたと言っても良いほど、デビュー当時は革新的なサウンドを鳴らしていました。
Josh(Key.)の脱退以降、それまでのキャッチーでヘビィなPop Punkサウンドから骨太なロックサウンドをちらつかせるようになりソングライティングの面で若干の路線変更がありましたね。今作ではEPのタイトル、インディPure Noise Recordsからのリリースと原点回帰を匂わす情報がリリース前から出回っていましたが果たして・・・!


原点回帰とまではいきませんでしたが、彼らなりの過去の自分たちを取り戻そうとした様子は伺えますね。2ndアルバム"Enemy Of The World"とテイストは近いような気がします。多くの人々にとってFour Year Strongの原点は1stアルバム"Rise Or Die Trying"にあるのではないのでしょうか。正直なところ、それを期待して聴くと物足りなさが残ると思います。
とは言うものの、M3以降のトラックでは初期FYSのアプローチを意識した作りになっているので初期ファンならず、Pop Punk/Easycoreファンにとってもときめく瞬間があるはずです。


今作でもFYSらしさがすごく感じ取れたのはM5のこの曲。イントロからサビになだれこむまで、FYS独特のセンスを持って奏でられるメロディワーク。これはかなり初期ファンにとっても心躍るものになっていると思いますね。むしろ彼らのこういうセンスに魅了されてハマっていった方も少なくないと思います。
いずれにせよ元から彼らのリスナーであった方々は(僕が言うまでもないとは思いますが)チェックしてみみてはいかがでしょうか。モダンPop Punkキッズでこのバンドを知らないという方は絶対にチェックしてください!このバンド知らないでいるのは勿体ないですし、何よりも「おまえこのバンド知らないでEasycore好きとか言ってんのかよ・・・」って言われてしまいます。そのくらい重要なバンドだという認識があるとベター。

【おまけ】

超超超名盤の1stアルバム!Easycoreの入門としてもこれだけは絶対に聴いておきましょう!
既にEasycoreキッズの方はもちろんおさえてますよね・・・?笑


2ndアルバム。映像で映るマイクを持ったメンバーは脱退してしまったJoshです。彼のルーツであるHardcoreがFYSのソングライティングに大きな影響をもたらしていました。そんなJoshはFoxfiresというバンドで活動中。


Josh脱退後にリリースされた3rdアルバム。ここでは従来のスタイルとは違った顔を覗かせた曲が収録され、賛否両論となりました。

【もっとおまけ】

上記の1stアルバムがリリースされる以前に制作されたアルバム。タイトルは"It's Our Time"です。


"Rise Or Die Trying"に収録された曲のプリプロをまとめたデモに収録されています。この曲はボツになったようですが、1stのボーナストラックで再録されているものもあります。実は僕はこの頃の彼らが一番好きだったりします。


2ndリリース直前にリリースされた7インチのB面に収録。FYSは小出しにした曲の方が中毒性高かったりするんですよねー。未発表音源もディグってみてくださいね!

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