2015/09/27

The Wonder Years 「No Closer To Heaven」


Country: Pennsylvania, US
Release Year: 2015
Label: Hopeless Records


Track List:
1. Brothers &
2. Cardinals
3. A Song For Patsy Cline
4. I Don't Like Who I Was Then
5. Cigarettes & Saints
6. The Bluest Things On Earth
7. A Song For Earnest Hemingway
8. Thanks For The Ride
9. Stained Glass Ceiling
10. I Wanted So Badly To Be Brave
11. You In January
12. Palm Reader
13. No Closer To Heaven

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For Fans Of:
Living With Lions/Polar Bear Club/A Loss For Words



2013年のリリースぶりです。作を重ねる毎にどんどん深みが増していきますねこのバンドは。
当初はEasycore/Pop Punkの黎明期のようなアッパーでキャッチーな楽曲でしたけど、その面影はほぼほぼ無くなりかけているように感じます。その代りと言うのも変ですが、勢いと衝動に頼るだけでなく、表現力が格段に上がっていますよね。特に今作ではその辺りが顕著に表れているのではないでしょうか。


過去のディスコグラフィの中でも今作のような作風は無かったのではないでしょうか。
もちろん従来のアプローチや名残はあるんですけど、Soupyの感情の起伏が全編に渡ってここまで激しいのは、僕の体感では初めてです。所謂、「静と動」の切り替えですよね。そしてゴスペル・讃美歌を意識したアレンジも随所に散りばめられています。スケールのある展開が多く、壮大な空気を作り出す節々がありますね。これも今作からの新しい試みだと思います。


After Tonightがリリースした最初で最後のフルアルバムを思い出します。僕は以前からAfter TonightとThe Wonder Yearsにはシンパシーを感じていました。Pop Punkの要素はもちろんありますが、Emoを意識したセンセーショナルなパート、それぞれのバックグラウンドを反映したハイブリットなサウンドを展開するところなど、常にケミカルな曲を生み出すんですよね。
それが一概にPop Punkと呼べなかったりする由縁でもあると思うんです。仮にジャンルにこだわるのだとしたら、Pop PunkなのかEmoなのか。いや、これはもう”The Wonder Years”という音楽に他ならないのではないでしょうか。


The Wonder YearsについてはPUNX SAVE THE EARTHの3104さんが歌詞の解説なども行っていますので、もっと深く彼らを知りたい方はそちらを参照してみると良いですよ。
今作の感じ方が変わるかもしれませんし、初めて聴いた方は過去の作品に触れたくなるかもしれません。

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