2016/05/29

Belvedere 「The Revenge Of The Fifth」

The Revenge of the Fifth cover art
Country: Canada
Release Year: 2016
Label: Bird Attack Records
For Fans Of: Straightaway/PMX/Satanic Surfers


Track List:
1. Shipwreck
2. Hairline
3. Years
4. Transmissions
5. Delicastressin
6. Revenge Of The Fifth
7. Red Pawn's Race
8. Achilles
9. The Architect
10. As Above, So Below
11. Carpe Per Diem
12. Generation Debt

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前作"Fast Forward Eats The Tape"から12年振りとなる新作!近年、レジェンド達が数十年ぶりにリリースを行ったりリユニオンする機会が増えてきていますね。純粋に嬉しい限りです。
このバンドは高速メロディックを語る上では外せない存在であり、日本のメロコアシーンでも影響を受けていると公言しているバンドが数多くいますよね。そういう意味ではNo Use For A Nameに匹敵する知名度を誇っているわけです。
僕は高速メロディックにドハマりしていた時期というのがなくて、聴いてみて良かったものを好きになるといった感じでした。なので、ほんの数年前まではBelvedereもまともに聴いたことなかったんです。


A Wilhelm ScreamやPropagandhiなんかが好きだった頃に、よく名前をみかけていたBelvedereを何となくYouTubeで聴いてみて個人的に一番しっくりきたのが前作にあたる"Fast Forward Eats The Tape"でした。高速メロディックのイメージは「ただ速くて、メタリックなリフ」というものでしたが、そのアルバムはメロディもキャッチー×エモーショナルな作りをしていてそれまでBlink-182のような明快なPop Punkしか聴いてこなかった僕でもスッと聴けることができたんです。
それから少しBelvedereというバンドに興味を持ち(その間StraightawayやJet Marketといったバンドも知ることになりました)、今作も是非チェックしてみようという気持ちに至ったわけです。


12年経ってもBelvedere節というものは衰えず、昨日まで活動していたかのようなタイトでシリアスな曲の数々。数年前まではThis Is A StandoffというBelvedereの別名義のようなバンドも活動しておりこれもかなりかっこよかったです。
高速メロディック特有の技巧的でキレキレな展開は音源で聴くとかっこいいけど、ライブでクオリティが下がっちゃうなんていう話も聞きます。昨年来日していたようなので、その辺の話はライブレポを参照するのがいいかと。
ちなみに自分が高速メロディックに近いバンドで観たのは数年前のHeartsounds来日時でしたが、幻滅するようなことはありませんでした。

【おまけ】













僕が好きな高速メロディック(だと思っているもの)を簡単に並べてみました。

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