2016/10/30

Dangers 「The Bend In The Break」


Country: California, US
Release Year: 2016
Label: Topshelf Records
For Fans Of: My Fictions/Das Oath/Trash Talk


Track List:
1. Human Noose
2. Those Sad Plebes Down Below
3. Darkest Arts
4. The Bend In The Break
5. Kiss With Spit
6. Loose Cigarettes
7. The Great American Songbook...
8. Softer Science
9. It's The Devil I Love
10. The Straight World
11. Very Small And Weak In A Land Of Barbarians
12. ...In Sharp Decline
13. To Fin, With Our Regrets

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CA出身のHxCバンド。今年は例年に比べHxCのリリースでピンとくるものが少ない中、Dangersの新譜がリリースされるというニュースは個人的にアガりましたね。
アルバムではなんと前作から6年振りになるのかな。2014年あたりにEPをリリースしていましたが、このボリュームで聴けるのはかなり久しぶりなので嬉しいです。6年振りということで少なからず変化が見られるアルバムとなりました。
従来の彼らはPowerviolenceばりの疾走感とスラッシュな曲調が武器でしたが、2014年のEPからはミッドテンポなHxCチューンにも比重を置くようになり、今作からは更にメロディを歌っている曲も収録されていることから、ただ暴走凶暴なHxCバンドから脱した部分が垣間見えます。


My Fictionsのような叙情的な展開もありますし、今は亡きPunchのようなレイジングな展開もあるのでHxC好きは是非ともチェックしてほしい1枚です。
R&Rのようにノリの掴めるアレンジが随所に入っているところが、このバンドの面白いところです。ダンサブルなチューンもありますし、ロッキンでロカビリーでサイコなチューンもあるので一口にHxCと言ってもあらゆる要素が詰め込まれています。


所属するメンバーもHxCシーンではそれなりに活動歴のある人物が揃っています。
Vo.はThe Miracle Mile、Gt.はGraf Orlock/Ghostlimbでも活動しています。
いずれのバンドもDangersを彷彿とするバイオレンス度高めの攻撃的なHxCバンドです。これも併せてチェックしてみると良いと思いますよ。
さてさて、今回リリースに漕ぎ着けたのがTopshelfという点。僕はここに一番興奮しました。かねてからMy FictionsやThe Saddest Landscapeといった激情HxCバンドのリリース行っていた経緯もあるので、特別なことではないですが、このタイミングでDangersに目を付けたところにめちゃくちゃ感心しますね。
普段のTopshelfならAlternative/Emo/Mathっていうイメージがありますけど、たまにこういうHxC、しかもちょっとクセのあるバンドをはいって放出しちゃうあたりがにくいねぇ!これだからTopshelfは最高なんです。ちゃんと自分が好きなバンドを抑えてくれている(笑)



【おまけ】




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