2017/01/03

Sum41 「13 Voices」

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Country: Canada
Release Year: 2016
Label: Hopeless Records
For Fans Of: The Offspring/Pennywise/Yellowcard

Track List:
1. A Murder Of Crows (You're All Dead To Me)
2. Goddamn I'm Dead Again
3. Fake My Own Death
4. Breaking The Chain
5. There Will Be Blood
6. 13 Voices
7. War
8. God Save Us All (Death To POP)
9. The Fall & The Rise
10. Twisted By Design

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明けましておめでとうございます。年々ブログの更新頻度が下がり、中々オンタイムでレビューするのが難しくなっているのを実感しています。
とは言ったものの、個人的にこうやってレビューを残すことには相変わらず楽しみを見出しているのでマイペースに続けていこうと思います。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、新年1発目のレビューは2016年内に消化しきれなかった音源から。
我らが青春Sum41の復活作になります。
僕が中高生の頃は洋楽=Sum41、Green Day、Red Hot Chilli Peppersくらい代名詞的存在であり、軽音部の誰もが曲を知っていてコピーに明け暮れる。そんな青春バンドだったんですね。


当初はBlink-182、Green Day、New Found Groly、YellowcardといったPop Punkバンドに並ぶ存在感を発揮していましたが、ここ数年はシリアスな作風で仕上げている印象です。
Vo.のDeryckはAvril Lavigneと破局してから、アルコール依存性に陥り一時は本当に悲惨な状態まで堕ちていましたね。もうバンド復帰は無理なんじゃないかってくらい、深刻な状態でした。
ですが、見事それに打ち勝ち、全盛期のラインナップで今作を完成させた背景があります。それら諸々を含め”復活作”にあたるのではないかなと個人的に感じていました。何よりもリードGt.のDaveが復活したのが本当に嬉しいです。従来からあるメタルテイストなアレンジは、全部Daveの手腕が効いていますよね。このちょっとした遊び心がSum41の魅力ではないでしょうか。


アルバム完成までの経緯は感動的ですが、このアルバムを評価できるかと言うと正直ノーです。今まであったキャッチーさ、ポップさが全く皆無となっているのが本当に勿体無いなと思います。
実際に僕がSum41をちゃんと聴いていたのはUnderclass Heroの頃までで、このアルバムまではしっかりメロディがあって聴きやすさがありました。その1つ前のアルバム、Chuckは今作と近い雰囲気がありましたがこの時はキレ、スピード、勢いが抜群に良くて同じシリアス路線なアルバムでもかっこよさの残る作品に仕上がっていたんですよ。
これらを加味しても、今作は特化した部分、好きな要素が無いんです。恐らく今後もこういうスタイルが続くだろうし、あまり期待はできないかなぁってのが正直な感想です。

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