2017/04/09

Los Campesinos! 「Sick Scenes」


Country: UK
Release Year: 2017
Label: Wichita Recordings
For Fans Of: Screaming Maldini/Dananananaykroyd/Cut Ribbons


Track List:
1. Renato Dall'Ara(2008)
2. Sad Suppers
3. I Broke Up In Amarante
4. A Slow, Slow Death
5. The Fall Of Home
6. 5 Flucloxacillin
7. Here's To The Fourth Time!
8. For Whom The Belly Tolls
9. Got Stendhal's
10. A Litany/Heart Swells
11. Hung Empty

Facebook
Bandcamp



僕が見ているニュースサイトでは全くピックアップされていなかったのですが、しれっと新作をリリースしていたのでチェック。うん、Los Campesinos!節は健在で相変わらず僕の琴線に触れるメロディを奏でるなぁ。当初はメンバーも楽器も多彩で、大所帯なバンドでしたが最近ではかなりシンプルな構成に落ち着いていますよね。2011年にリリースされた"Hello Sadness"からシリアス路線なアプローチが目立つようになりましたが、それでも彼ららしさはしっかりと残っていて、もっと言うならもともとのセンスフルなアレンジとエモーションな新路線がケミストリーを起こしてすっげぇ良い感じに仕上がっています。


同時期に同じシーンで活動していたDananananaykroydを毎回思い出しますねぇ。最後にリリースされた作品はらしさが無くなって終わりに向かうべくして作られたアルバムなんだろうなって気はするんですが、それでもやっぱり悲しいです。最近の再結成ブームに乗って是非リユニオンしてほしいところ、その際は初期のスタイルでお願いします!
このアルバムは、というよりLC自体が安定しているからいつどのアルバムを聴いても欲しい音を出してくれるって感じで本当に素晴らしいバンドです。
先のDananananaykroydじゃないけど、同じ毛色で現役なのってLCとJohnny Foreignerくらいですよね。真似しようとしてもできるようなジャンルじゃないから、そういった意味では個性的で唯一無二。Cut Ribbonsと初期The Joy Formidableあたりはシンパシーを感じる部分がありそう。そして両者ともにやっぱりUK出身なんだよね。


Indieながらスケール感のあるサウンドを鳴らすバンドってUSよりもUKの方が多いイメージ。そういった意味ではUKのIndieとUSのIndieでは大きな違いがあって、それぞれのカラーがあるなかなぁなんて思います。まぁ、どっちも好きな僕にとってはそんなことは関係ないのであった(笑)
楽曲は申し分ないし今後もこのスタイルを貫いてほしいです。前作"No Blues"でちょっと低迷した部分が曲に出ていたけれど、今作でしっかり軌道修正してくれたのはGOOD!



【おまけ】

今作からセットリストを組んでいる最新ライブ映像。


こっちは↑のライブ映像7年前のもの。今は居ないメンバーなどが映っています。
ラインナップ的にはこの辺が好きでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿