2011/12/31

べすと of 2011 ~超主観で これだけは聴いとけ! っていうCD選びました~

というわけで、この時期音楽ブロガーさんは1年の振り返りとベストを厳選しなければならない作業で何時間もPCと向き合っているかと思われます、お疲れ様です。
以前、企画記事で今年の名盤をポストしましたが、今回はジャンル系統ごとにサブタイトル(笑)通りの厳選を行ってみました。
他のブロガーさんの記事を見るとトップ10とかかなりの数を挙げていらっしゃって、僕のはかなりクオリティが低くなるかと思いますが、僕が勝手にボーダーを決めて各ジャンル5枚ずつ選び抜いたものを公開したいと思います。


☆PopPunk/Melodic Hardcore/Easycore☆
1. Heartsounds / Drifter


2. Polar Bear Club / Clash Battle Guilt Pride


3. Stickup Kid / The Sincerest Form Of Flattery


4. FOUR GET ME A NOTS / SILVER LINING


5. Set Your Goals / Burning At Both Ends




パンクの名門Epitaph Recordsからリリースされた1枚!聴いた時からこれを超えるアルバムは今年は無いだろうなっていうのがわかっていたので、僕の中ではブッチギリの1位です。とにかくエモメロディックハードコアの代名詞!


過去のどのアルバムよりもドラマ性のある作品に仕上がっています。それはアルバム冒頭1曲目から涙を誘うボーカルの歌い回しだったり、哀愁漂うバンドサウンドだったりと、3枚目のフルアルバムということもあっていよいよ本領発揮してきました。これからに増々期待です!


彗星のごとく現れ、気が付けば知っているのがデフォルトのような存在感をもつ若手バンドの1stフルアルバム。1stだけあって最後までひたすら駆け抜けていく衝動的な展開に、ああ 若いって良いなぁ ってオッサンのようなつぶやきをさせてくれました(笑)思いの外、他のレビュアーさんもこのアルバムをベストに挙げているところが多かった。


!? と思う方もいらっしゃるかと思いますが、間違っていません。日本のメロディックシーンのなかでもとりわけこのアルバムは聴きまくった2011年でした。未レビューなんですが、Heartsounds同様男女混合ボーカルでファストでメロディック。いつものフォゲミならここまでですが、今回は”エモ”を取り入れてきたもんだからたまげた。やっぱり自分が根っからの日本人ということがよくわかった。


Four Year Strongにしろ同期のバンドは今年一気に新作をドロップしてきたわけですが、多々ある路線変更の中で賛否両論を呼んだのは間違いないと思います。そしてSYGのこのアルバムもまた初期EP~Mutiny!までのメロディックハードコアしていた時期と、前作のEasycoreテイストのダウンビートを上手く取り入れて中和させたようなサウンドがちょっとした物議を醸したはずです。でも僕はやっぱりSYGが好きなので、このアルバムは今年の5本の指に入ります。


☆Hardcore/Screamo/Metalcore☆
1. Mindset / Midnight Sky


2. A Plea For Purging / The Life & Death Of A Plea For Purging


3. Oh, Manhattan / Spiritual Warfare


4. Touché Amoré / Parting The Sea Between Brightness And Me


5. Heart In Hand / Only Memories



革新的なバンドであるとともに、メタルコア・メロディックハードコア好きの双方を虜にしたと言っても過言ではないと思います。実際に他のレビュアーさんも多くの方がMindsetを今年のベストに挙げていました。


とにかくメタルコアの持つかっこよさが全面的に出ているアルバムです。近年よく見るエレクトロでダンサブルなメタルコアとは対照的に、オカマ野郎がねちねちメタルコアやってんじゃねぇよ! と言わんばかりにアグレッシブ!とにかくカッコ良い!この一言に尽きます。


スクリーモを匂わせながらところどころでニュースクールっぽいエモーショナルなアプローチが垣間見えます。ここに惹かれて3位という順位にランクインしました。


ハードコア部門だけならダントツの1位を獲得していました。ただハードコア部門だけで絞ると5つもバンドが出てこないという(笑)いかに自分がカブレでハードコアを語っているか露呈してしまうので・・・今年のニュースクールはこの1枚で決まりです。


個人的にはIt Prevailsよりも感情的にくるメロディメーカーであるところに聴き入ってしまいました。孤独感とか、虚しさ、そういった負の感情を曲もボーカルもサウンドも、全てが上手く表現できていて、非常に空気のある1枚になっています。

☆Rock/Indie/Pop☆
1. Transit / Keep This To Yourself


2. Into It. Over It. / PROPER


3. Farewell Continental /  ¡Hey, Hey Pioneers!


4. Los Campesinos! / Hello Sadness


5. ふくろうず / 砂漠の流刑地




このアルバムを入れたら反則だっていうのはわかっていたんですけど、どう考えてもこれを超えるアルバムは無いので堂々の第一位へ。総じても1位です。この飽き性で有名な僕が年間通して飽きることなく聴き続けた唯一の1枚。僕の音楽的価値観や好み、あらゆる面に影響をあたえてくれました。人生を変えた1枚といっても良いくらいです。エモ・ポストパンク・ハードコアあらゆるジャンルを消化し本当のジャンルレス=Transitのサウンドを体感することができます。本来は去年リリースだったんですけど、国内盤が今年4月にICE GRILL$さんから出たので2011年の1枚にカウントしました。これはマジで聴いとけ!!!


孤独の匠とは彼のことを言うであろう、エモでアコースティックなサウンドを操る職人にして初のフルアルバム。空気・雰囲気あるこのアルバムは哀愁感や郷愁感が凝縮されていてかなりアーティスティックな仕上がりを見せています。完成度高め、ハイクオリティ。


某Motion City Soundtrackのボーカルが始めたサイドプロジェクト。男女混成のツインボーカルスタイルを取り、キャッチーだけどどこか切なさが漂ってくるエモメロなサウンドに惹かれました。随所に見られるピコピコなアレンジがMCSっぽさを匂わせるけど、やっぱり本家とは違うものを感じます。


先日レビューしたLos Campesinos!の最新作。こいつはとにかくエモーショナル!(同じ言葉しか使っていませんww)聴いてて気分が落ち込みそうになるくらい悲しいアルバムです。今までのLC!とは大きく方向を変えてきましたが、こういうメロディを書くバンドが大好きな僕には俺得な1枚でした。コンセプトは "Sadness"。


ツイッター上で口うるさくこのバンドのことを呟いたことを深くお詫び申し上げます(笑)でもこんなに素晴らしいバンドに出会えたことは大きいです、友人に感謝!Vo./Key.の内田万里の独特の個性的なボーカルとか、全曲レギュラーチューニングで勝負してくるストレートさとかとても気に入りました。そして年明け早々にこのバンドのコピーをやることができるので思いっきり楽しみたいと思います!ぼ、僕のバスドラムも蹴破ってください///


☆EP☆
1. Undesirable People / Undesirable People


2. We Are The Union / Graveyard Grins


3. Fireworks / Bonfires


4. Heart To Heart / Deathproof


5. Misser / Problems. Problems. Problems.




ポストTransitだと勝手に思っているニューホープ。自主制作EPがSouth Division Recordsの目に止まりリイシューされたりと、バンドにとってもプラスな1年だったと思います。来年あたりにフルアルバムをリリースして早くバンドの素性を明かしてほしいです。このEPはそういった期待感も込めての1位とします。


やっぱりスカ!WATUの久々のリリースがこのEP。疾走感あり!ホーン隊あり!メロディ抜群!テクニカル向上!ああー最高!!


今年は2枚目のフルアルバムもリリースし、来日までしてくれたFireworks。とってもキャッチーでポップなそのサウンドはまさにネクストNew Found Glory。このEPが僕のFW熱を加速させたことは言うまでもありません。彼等を筆頭にThe Wonder Years、A Loss For Words、Four Year Strong、Set Your Goalsなどがモダンポップパンクシーンを引っ張っていってくれるでしょう。これから先も要注目!


1stEP時から注目のバンドだけに、今年リリースされたこのEPも高評価でした。エモーショナルの持つ空気感と包容力を”力”に変えるとこのようなサウンドに。最後まで押しに押すアグレッシブな展開と、アゲサゲ(エロサイトではありません)を駆使するドラムビート、ここまでかっこいいかと。叙情派ポップパンクの最先端を行くバンドです。


僕はTransitが好きなのではなく、Timが好きなのかもしれない・・・(笑)彼のもつソングライティング能力には脱帽です。これだけ若いのにこのアプローチ・アイデア無限大なところが凄いです。このEPじゃ正直物足りないです。もういきなりフルアルバムドロップしてくれてもあたしゃ全然かまわんよ!むしろそっちの方が良いよ!ってことで来年に期待。



以上2011年勝手に厳選ベスト集でした。
思えば5月にこのブログがはじまり、こんなつたない日本語だらけのブログに興味を持ってくださって連絡をくれたりツイッターでフォローしてくださったりリツイートしてくださったり、本当にありがとうございました。自分と同じ音楽好きの方が周りにいらっしゃって僕はそれだけで幸せ者だと思います。
関わってくださった皆様ありがとうございました。そしてあと30分ほどで年が変わりますが、これからもよろしくお願いします。
でー、2011年リリースの作品で未レビューのものが山ほどあるのでしばらくはそっちが片付くまでレビューを続けたいと思います(笑)来年の目標は年内にレビューをちゃんとする でいきましょうww
では最後に2012年注目バンド

Shook Ones
No Trigger
Who's Driving? Bear's Driving!

この3バンドは個人的に超注目です!Shook OnesとNo Triggerはともにメロディックハードコアバンドとして素敵な作品をリリースしてくれること間違いないでしょう!WD?BD!はスプリットが楽しみです!

来年は世間も自分(笑)も素敵な年になることを願います。

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