Act :
1. heaven in her arms
2. After Tonight
3. ATATA
4. HER NAME IN BLOOD
5. COUNTRY YARD
6. CLEAVE
7. Heartsounds
1. heaven in her arms
というわけで、久しぶりに箱でバンドのライブを見てきました!最近のこのブログでのライブレポと言ったらそれはもう・・・ね(笑)アイドルだなんだっていう話ばかりで少し首をかしげていた方もいらっしゃったと思います、すいません(笑)
8月19日、場所は渋谷Eggmanでした。初めて行くライブハウスだったので新鮮でしたね。今まで行ったライブハウスの中で一番広さを感じました。フロアの中央に円柱が立っていて、他の長方形型の作りとは違っていてどちらかと言うと扇形のような形をしていたのでとても個性的な作りをしていました。クラブっぽいというのかな・・・?
この日のお目当てはもちろんHeartsounds!もうそれはそれは楽しみでした!この日は日本に来てツアー2日目で、前日は宇都宮でプレイしていたそうな。そして何よりもサポートのバンドが本当に豪華!たった3000円ぽっちでEpitaphのバンドが見れて、国内メロディック・ハードコア・メタルコアの精鋭含め全7バンドが見れたわけです。これはすごくありがたいことですね!初見のバンドもいくつかあって本当に楽しいライブでした。
さて、トップバッターのheaven in her armsですが僕がスタートに間に合わなかったので見ることができませんでした・・・名前のみ知っていたのでとても興味はあったんですけどね・・・残念です。
そんな彼等はenvyが主宰するSONZAI RECORDS所属の5人組。轟音ポストハードコアバンドとして国内のみならず海外でも盛んに活動を行っています。
2. After Tonight
国内屈指のポップパンクバンドAfter Tonight。気が付けば去年のFireworksとのレコ発から見続けて早半年近くが経過していました。最後に彼等を見たのはRNR主催のポップパンクイベント"Trusty Chords vol. 2"です。これが5月だったので実に3か月近く彼等を見ていなかったわけですが、以前と何も変わらない彼等のスタンス、でも確実に増え続けているATキッズを見ていてこのバンドの魅力というのがいかにすごいかを改めて認識させられました。The Wonder Yearsのようにキャッチーなサウンドを展開する反面、エモーショナルで陰鬱とした流れも汲みとり国内では唯一無二の存在としてその地位を確固たるものにしていると思います。
基本的には"The Lenses EP"からの選曲でした。加えてEP未収録の曲も披露。IGサポーターによりフロアはシンガロングで盛り上がりを見せていました。ATはポップパンクバンドでありながら、良い意味でそういうポップパンクらしさを感じさせないんです。ダイブやモッシュよりも、みんながマイクに群がって合唱する、そういったハートフルな雰囲気を毎回作り上げていきます。特にフロア中央では多くの人が歌詞を口ずさみ、拳を突き上げ、終始笑顔が絶えない場に自然となっていくのがわかりました。ラストの"Zeta"では今まで溜めに溜めていたみんなのパラメーターが一気に爆発。素晴らしいライブだったと思います。この日は基本的に上手にいたんですが初めてGt.のジョンさん側で見ました。彼、演奏中めちゃくちゃ渋い!!!!Hot Water Musicばりに渋い!!!(笑)
そして昨日、Ice Grillsからアナウンスがあった通りATの新作が12月にリリースされることが発表されましたね!媒体は7Inchとデジタルリリースの予定。彼等のデビューEPから約1年振りのリリースとなります、すごく楽しみです!"Swords"が音源で聴けると思うと胸がアツいです。
3. ATATA
失礼ながら 変なバンド名だなぁ~ と思ったことがあります。この日初めてライブを見て曲も聴きました。BANDWAGONやHOLSTEINのメンバーが在籍する6人組です。今回のアクトの中でも集客率の高かったバンド。このバンド目当てで見にきた方もいるようですね。
個人的には和製Dance Gavin' Dance。複雑でトリッキーな展開に掴みの良いノリ、しかしキメるところではしっかりキメてくるとてもクールなバンドでした。Key.が良いアクセントになっていて、なによりもフロント4人の一体感がすごかったです。特にGt.の2人がめちゃくちゃ動き回るんですよね。あれだけ楽しさが滲みでているフロントのパフォーマンスは見たことがないです。僕はバンドではドラムを叩いてますが、あの両名に触発されてギターをやりたくなる人絶対にいると思います。僕とか(笑)一番印象に残っていますねぇ・・・めちゃくちゃ良かったです。もっとプログレちっくだと思っていましたが、テクニカルではあるけれどしっかりとメロディの輪郭が残っていて聴きやすかったです。ポストハードコア+マスロック、これにキーボードが加わったらハズレはないですね。
フロアでは踊っている人がたくさんいました。そういった意味では少し他のバンドとは毛色が違うかなぁと。特にダイブやモッシュが起きるわけでもなく、ハンズクラップや声を上げて合唱したりすることが多かったので楽しい!っていう感じで観れました。
ATATAの公式HP(こちら)からフリーダウンロードできる曲が数曲アップロードされています。早速DLしてみたので、興味を持った方・ある方は是非聴いてみると良いですよ。The Dillinger Escape PlanがポップになってDance Gavin' Dance的なアプローチをかけたものをイメージするとわかりやすいかも?
4. HER NAME IN BLOOD
Crossfaithとともに国内にメタルコアというシーンを作り上げたパイオニアのような存在です。
僕はあまり国内のメタルコアはチェックしていないので、こういったジャンルのバンドのライブは初めて見ました。今ではあまり聴かなくなったというのもありますがこてこてのメタルコアですね。As I Lay DyingやParkway Driveなど、海外勢から多大なインスピレーションを得ているのがわかります。
ATATAまで前の方で見ていたんですが、HNIBはちょっと怖いので後ろの物販前まで避難(笑)ビートダウンをがんがん挟んでくるのでモッシュパートヤバいだろうなぁと思っていたんですが・・・僕の想像よりはけっこうみんな静かに見ているんだぁと。そうは言っても最前付近はやっぱりみんな暴れていました。特に女性の方が多くてヘドバンしている人やダイブしている人もいました。(ツイッターでつぶやいた時に”バンギャ”っていう表現に反応された方が多くてちょっとビビりました・・・)僕の脳内ではLOYAL TO THE GRAVEの時のようなフロアを想像していたので・・・(笑)
数々の来日サポート、フェス出演も多いのでさすがステージングは手馴れているなぁ と思いました。このメンツの中でこのようなバンドがいるのはとても面白かったです。本当にジャンルレスなイベントだったとしみじみ思います。PV見て思ったんですが、ボーカルさん髪短い方が好きです(笑)
5. COUNTRY YARD
最新作"Heart Island"をリリース以降、精力的に全国を回るツアーバンドとして活動中です。それゆえか、ATATAと同じくたくさん人が入っていました。CY目当ての人もかなりいたと思われます。
ミニアルバムリリース以降のCYはこの日が初めてでした。選曲は"Heart Island"とフルアルバムから交互にといった感じでした。僕はミニアルバムがすごく気に入っていてよく聴いているのでその中からたくさん曲を聴くことができて良かったです。他のお客さんも拳を突き上げてシンガロング、ダイブしている人が多かったです。フロアに人が多かった分、前での盛り上がりはすごかったですね。本当にピースフルなライブをするバンドだと思いました。そういった意味ではATと通ずる部分があるような気がしますね。
美メロ、泣きメロといった言葉はこのバンドのためにあると言っても過言ではないような気がします。心に響くメロディワーカーとして国内最高峰のバンドではないでしょうか。"Shadow Stance"の合唱コーラスパートでは全員で歌い上げ、ラストは"Starry Night"!この曲は本当に泣ける・・・目当てがHeartsoundsだったのにCYまで見ることができて、もちろん他にもみたいバンドがたくさんいて一石が何鳥にもなった非常に優良なライブだったと思います。改めて行って良かった!
6. CLEAVE

ALFWでの来日ぶりでした。今回のツアーの主催バンド。CLEAVEとHeartsoundsの繋がりがなければ今回のツアーは実現しなかったし、こんなに素晴らしいメンツを一度に見ることもできなかったと思います。見に行く、物販を買う そういった形で恩返しするのがサポートする身としての感謝の気持ちを伝える手段の1つだと思います。各々ではいろいろ違ってくると思いますが、トータルとしてのベストアクトは完全にCLEAVEだと思います。
フロント4人がアツく歌い上げる姿にこだまするかのように、フロアは物凄い盛り上がりをみせていました。とにかくダイブ者続出!四方八方から人が飛んでくる光景に見ているこちらが圧倒されるほど・・・これがメロディックハードコアか・・・!と納得せざるを得ないパフォーマンスでした。どこを見てもボルテージMAXな状態、漢と書いて”おとこ”と読むくらいにはアツいステージングでした。それぞれのファン層の壁をぶち壊すかのごとく、マイクに向かって叫ぶ姿は漢気以外の何物でもありませんね。ダイブ者を静止させるために柵の前にスタッフが待機するくらい荒れに荒れていました。それはそれはもう迫力満点のCLAEVAショータイムでした!"The Balance"が名曲!(個人的にですがHeartsoundsとスプリット出してください!ww)
7. Heartsounds
いよいよ大トリを飾るのは、アメリカはカリフォルニア・サンフランシスコ出身のメロディックパンクバンドHeartsounds。このバンドを知ったのは僕が高校生の頃。まさか日本で見ることができる日が来るなんて想像しませんでしたよ。感無量です。
上手前方でLaura(Gt./Vo.)を拝みに行ってきました。(ここでアイドルの現場で培ったずうずうしさを発揮ww)もうめっちゃ可愛いんです!!多分ずっとLauraのこと見ていました(笑)演奏中に何度か目があって正気の沙汰ではありませんでした(笑)実は受付で入場待ちしている時にもLauraがスッと横切ったんですけどもうめちゃくちry
1曲目は昨年リリースされた2ndアルバムから"Drifter"。ああ・・・マジで目の前にHeartsoudsがいるよ・・・そんな気分でした。Sound & Furyの映像を見ながら日本来いよ!思っていたバンドが目の前で見れるこの感動。
以下セットリストはこんな感じでした↓↓(順番は適当です)
Drifter
Walking Dead
Our Last Hope
Nothing Happens For Reason
Unconditional
You Are Not Your Body
Don't Talk With Your Mouth Open
I Climbed For Miles
Unconfortably Numb
The Song Inside Me
Elements (Encore)
最後は出演バンドのメンバーもステージダイブしまくりで、フロアはモッシュ、サークルピット、ダイブで完全に出来上がっていました。めちゃくちゃ楽しかったです。Ben(Gt./Vo.)はほぼメタリックなリフを刻みながらあれだけ歌い上げちゃうのは凄いなと。声量声域がCDと全く変わらないんですよね、あっぱれです。そして最後にもう一度言いますが、Laura可愛すぎです!!!ひたむきにギターを弾きながら、おぼつかない感じで歌っているのがすっげー可愛いかったです!!!!Light This Cityのデスメタル時代を彷彿とさせる歌い回しもあって、でもやっぱり今のHeartsoundsでやっているサウンドっていうのが全てに沁み渡っている感じが新鮮でした。シーンを2つ渡り歩いているっていうのが今後の糧になっていくと思います。本当に素晴らしいショーでした。Lauraの「ハンパネー」という片言の日本語に萌え死ぬくらいにはキモヲタ気質発揮しました(笑)
まだツアーの残りがあります。東京はこの日の公演のみでしたが、ツアー最終日は横浜でやるそうです。どこもサポートメンツが異常なくらい充実しています。実際、全日程追いかけても惜しくはないと思うので行ける方は行ける日にガンガン見に行った方がいいですよ。ATATAのボーカルさんも言っていましたが、Epitaphのバンドがこんなに手軽に見れるなんてちょっと前まではありえないことだったんですから!そういう部分ではCLEAVEとHeartsoundsに本当に感謝したいと思います。久しぶりのバンドライブでしたが最高でした!
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