2012/08/23

Scarlet Pills 「No One Will Live A Life For You」

No One Will Live a Life For You cover art
Country : Russia
Release Year : 2011

Track List :
1. Intro
2. She
3. One Day
4. Truth
5. Dead
6. Bad Luck
7. Headlights
8. The End
9. Traitor
10. Scream Loud
11. Fallen

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For Fans Of :
Paramore/Icon For Hire/Civet


ガールズロックのアイコンと言えば、最近ではParamoreのHayley Williams(Vo.)がその代表格となっています。そしてそれに続くようにHey Monday、Tonight Alive、We Are The In Crowdなどが頭角を現し実際に来日もしたバンドもありますね。
そんなFemale Pop Punkサウンドがはびこる中、極寒の地ロシアからちょっと他とは志向が違う女性ボーカルポップパンクバンドを発見しました。個人的にロシアサウンドの特徴としてはダークで暗いメロディ構成をしているバンドが多いと思います。Trick Shots等を筆頭に哀愁・郷愁感の強いものが多いですね。ただ、メタル色の強い北欧メロディックのようにテクニカルではないところがロシアっぽいなと感じます。そういった意味では一口にポップパンクと言えないのがScarlet Pillsの雰囲気であり特色だと思います。インディロック・エモ・ポストロック界隈の切なく宙に浮いたような部分を持ち合わせています。
そうかと思えば一転してキャッチーなナンバー。これはポップパンクライクな曲です。全てがストレートでシンプル。Paramore、Hey Mondayが好きな人はこういうトラックでハマる可能性が高いかと思います。
僕はどちらかというと陰鬱としている曲の方が好きなので先にあげた"Truth"タイプの曲がツボでした。

この曲なんかBlink-182っぽいです。特にサビ、ここをTomが歌っても何ら違和感ないですよきっと。

アルバムの後半にこういうハッピーなトラックがあるのは気持ち的に良くなりますね。メロウで、シンガロングもあり、ライブの最後で演奏してほしいです。
このアルバムはダウンロードできるんです。太っ腹というかなんというか・・・これだけのボリュームをname your priceで提供できるバンドって本当にすごいと思います。僕みたいな貪欲な貧乏学生にはとてもありがたいです。だからこそ、自分だけが知っておくのはもったいないし、遠く離れた日本でももっと広まってほしいという思いがあります。このブログで少しでも多くの方に知ってもらうのがサポートの一手段だと思っています。ぜひ聴いてみてください。

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