2013/06/26

The Story So Far 「What You Don't See」


Country: California, US
Release Year: 2013
Label: Pure Noise Records/ICE GRILL$

Track List:
1. Things I Can't Change
2. Stifled
3. Small Talk
4. Playing The Victim
5. Right Here
6. Empty Space
7. The Glass
8. All Wrong
9. Bad Luck
10. Face Value
11. Framework

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For Fans Of:
Real Friends/Like Pacific/River Jumpers



2年ぶりの新作です。前作リリース時のPop Punk最盛期の若手では重要なバンドとして位置づけられてきましたが、その後もどんどん日の目を浴びて注目度はうなぎ上りとなっていきます。そしてここ日本でもその人気は留まるところを知らず、来日も果たしました。
そんな絶好の状態でリリースされた2枚目のフルアルバムですが、昨今のモダンPop Punk、つまるところEmo+Pop Punkの方程式をTSSFなりに消化させた集大成になっていると思います。僕はこのモダンPop Punkの動きには多少マンネリを感じていますが、彼らは完全にそのトレンドに乗っからないで、あくまでもTSSFはPop Punkが根底にあるんだぞ というスタンスが好評価につながっているのだろうと感じています。


EmoとのクロスオーバーのパイオニアであるTitle FightのようにあからさまにそのフォロワーとしてでのモダンPop Punkではなく、TSSF従来のPop PunkスタイルにEmo的な要素を取り入れたところが彼らのオリジナリティなのだと思いました。そのエモーティブな部分というのも、完全にEmoにアプローチを寄せたというよりかは雰囲気がエモーショナルであって、あくまでもディストーションの利いたGt.でパワーコードで進行していくわけです。クリーンでアルペジオを絡めるなんていう急な接近はしないわけです。逆にその、ある意味頑固なところがオリジナリティとなって功を成しているのではないでしょうか。個人的にこのアルバムはかなり気に入りました。


ということで前作のようにキャッチー!メロディアス!という展開は少ないものの、エモーショナルでありながらのメロウな展開というところが強調された仕上がりになっています。New Found Gloryのようなザ・Pop Punkというサウンドよりかは、少し大人びた成熟したソングライティングが目立ちました。
そうは言っても前作の中にもチラホラと今作のような曲があり、伏線は引かれていたので今作でそれらをすべて回収しきったという感じです。次回はどんなアプローチでリスナーの期待に応えてくれるのかがとても気になります。

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