2013/09/29

Daylight 「Jar」

Jar cover art
Country: Pennsylvania, US
Release Year: 2013
Label: Run For Cover Records/ICE GRILL$

Track List:
1. Sponge
2. Life In A Jar
3. Outside Of Me
4. Sheltered
5. Crawl
6. Last October
7. Youngest Daughter
8. Knew
9. No One's Deserving
10. Hole In The Ground
11. In On It
12. Around The Railing

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For Fans Of:
Balance And Composure/Breaking Benjamin/Drowning Pool



スペインにも同名のPop Punkバンドが居ますがこちらはUSのDaylight。記念すべき初のフルアルバムです。バンドとしてどのようなサウンドを追及していたのか、そしてその結果Daylightが突き詰めた音というものが凝縮されたものに仕上がっていると言えます。
というのも初期の彼らはそれこそTitle FightやHeart To Heartのようなエモーショナルなメロディックハードコアをプレイしていたからです。デビューEPと比べると劇的に変化しています。


作を重ねるごとに徐々に徐々にとサウンドに変化をもたらしてきました。しかし彼らの根本にある「鬱」で湿った雰囲気や空気感というものは一切ぶれずに一貫している部分であります。そのため曲調はもちろん、歌詞がかなり憂鬱なものになっているんですね。
そしてこのヘビィでジメッとしたプレイスタイルはあの伝説的なNirvanaのそれと同じものを感じさせます。いわゆる”グランジ”というジャンルですね。加えてStaindやBreaking Benjaminのような歌ものオルタナロックにも通ずるものもあると感じました。


多くのバンドがエモリバイバルの流れに乗って傾倒する中、このバンドはグランジという新たな試みのもと多くのファンを獲得することに成功しています。それは契約しているレーベルがRFCというのもそうだし、元々のプレイスタイルであったエモーショナルメロディックHCとも通じ合う部分を持ち得ているのが大きいと思います。
Emoリバイバルに加えてGrungeリバイバルの波が起こりつつあるのもシーンの現状として理解しておくと良いかもしれません。

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