2014/08/20

The Muffs 「Whoop Dee Doo」


Country: California, US
Release Year: 2014
Label: Cherry Red Records

Track List:
1. Weird Boy Next Door
2. Paint By Numbers
3. Like You Don't See Me
4. Up And Down Around
5. Take A Take A Me
6. Where Did I Go Wrong
7. Cheezy
8. Forget The Day
9. I Get It
10. Because You're Sad
11. Lay Down
12. Forever

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For Fans Of:
Civet/The Fight/The Distillers



Emo/Indie界隈でのレジェンド達が今年から続々と復帰を果たしていますが(今日もDrive Like Jehuのリユニオン&ショーのアナウンスがありました!)、Pop Punk界でも同様の動きが起ころうとしています。
Female Punkの代名詞、一世を風靡しここ日本でも人気を博したThe Muffsの新作が10年ぶりにリリースされました。おそらく僕と同世代のヤングな方々にとっては「え、誰?」といった声も少なくないでしょう。言ってしまえばGreen DayやThe Offspringといったバンドと肩を並べるくらいの存在感があるのではないでしょうか。もちろん空白の期間が長かったということもありますが。
僕よりも年配の方が今の僕の年くらいの頃にちょうど流行していたバンドだったはずです。
世代のギャップはあれど、サウンド的にはそんなギャップなんて関係無しに聴くことができます。ストレートでシンプルな曲調に、Kim姉さんの男に引けを取らないしゃがれた声で迫力満点で歌う姿はパンクリスナーのハートに火を付けること間違いないです。


オルタナロックとも取れるアプローチはWeezerやThe Lemonheadsのようなバンドが好きなひとにも引っかかると思います。
個人的に思ったことですが、Kim姉さんももう歳で言ったらおばさんにあてはまるわけです。久々に彼女の佇まいを見てBlondieのデボラとおなじような老け方をしているように気がしました。もちろん良い意味です(笑)デボラに至っては完全におばあちゃんレベルなのに未だに現役ですから本当にすごい!Kim姉さんもPunk界のデボラ・ハリーと呼ばれる日もそう遠くはないかもしれませんね。いつまで現役で続けるのかな。


この爽やかさ。The Muffsを説明するにはエモさや哀愁なんて言葉は一切必要ありませんね。そのくらい前向きなメロディ、陽気な曲調、ポジティブでスィートな雰囲気を持ち併せています。
先日来日も発表されました。3年前にも来日していたようですね。3日間という短いツアーですがこれを機にオールディなPop Punkに触れてみるのも良いと思います。
余談ですがKim姉さんは一時期Pixiesでベースを弾いていたことがあります。その後クビになったとかなんとか(笑)

【おまけ】

2ndアルバム"Blonder and Blonder"はキャリア史上もっとも評価されている名盤!良曲多し!


PowerpopバンドThe Wellingtonsは"Sad Tomorrow"をオマージュにしたMVを制作しています。

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