2014/12/17

Whirr 「Sway」

Whirr 'Sway' cover art
Country: California, US
Release Year: 2014
Label: Graveface Records

Track List:
1. Press
2. Mumble
3. Dry
4. Clear
5. Heavy
6. Sway
7. Lines
8. Feel

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For Fans Of:
My Bloody Valentine/Slowdive/Pity Sex



USアンダーグラウンドのトレンドの移り変わりというものは本当に目まぐるしいものです。
2012年の後半から現在までにかけてGrungeやAlternativeなサウンドがPop Punkに次ぐ流行として捉えられてきましたが、今年から新たにShoegazerがトレンド入りしそうな予感。そしてこのWhirrと言うバンドも、特に今年Emo/Indie界隈にその名を知らしめた存在だったはずです。日本の耳の早いリスナーからはすでに注目されていますね。
そんなWhirrの結成メンバーはなんと元Deafheaven出身。昨年Apple社のiPhoneに広告起用されたり、Blackened/Doomというシーンに新しい風穴を開けたりと話題に事欠かなかったバンドです。そしてWhirrは2010年から活動していたということもあり、常に先取りしたサウンドを展開します。Deafheavenに続きまたもや時代の先頭を突っ走る騎手となるのではないでしょうか。そんな気がします。


こういうジャンルの曲を聴くことはあまりないので掘り下げた話しはできないのですが、この深海の中をひたすら浮遊するような曲調。これはなかなかドープですよねー。かつ、なかなかの鬱っぷり。これがまたEmoとは違った憂鬱さを持っていてとにかく独立独歩、「もう一生天涯孤独だぞお前、ここから出られないからな」って脳に直接語りかけられているようなヘビィさがあります。
まるでただ監禁されている。ただ取り残されている。そういうイメージを曲から連想させるようなサウンドです。哀しみや絶望といった感情を失って、無のままに生きる女の子 が頭に浮かんできました。
Shoegazerを2つに分けるなら轟音の中を彷徨う派と、深海のどん底に沈んでいく派 と言う風に区別できそうです。(あくまでイメージですが笑)
今年はWhirr自身もかなり精力的に活動しており、このアルバム以外にもHxC畑出身4人組で結成されたNothingというシューゲをかじったバンドとのスプリットを、Run For Cover Recordsからリリースしております。また彼らの初期の作品がBandcampからDLできます。内容的には今作と同じなのでぜひそちらもチェックしてみてください。


Title Fightの新作もシューゲを予感させるものになっていますし、これは来年のトレンドにShoegazerが食い込んでくると思います。
余談ですがきのこ帝国の初期が好きな人はきっと気に入るのではないでしょうか。アルバム"eureka"までのきのこ帝国はまさにこういうヘビィで深海系のShoegazerサウンドを展開していました。もっとも、メジャーデビューしてからその面影は薄れてしまいましたが・・・

【おまけ】

Nothingとのスプリットから。
これ本当にクセになる人はすぐハマっちゃうと思います。

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