2016/04/27

Slingshot Dakota 「Break」


Country: Pennsylvania, US
Release Year: 2016
Label: Topshelf Records
For Fans Of: Football, etc./Eisley/Meg & Dia


Track List:
1. You
2. Monocacy
3. Lewlyweds
4. Stay
5. Doreen
6. Paycheck
7. Too Much
8. Storytellers
9. Break

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Emo/Indie界隈の中でも特殊な構成となっているSlingshot Dakotaの新作です。Key.とDr.の2ピースであり、本来はGt.やBa.で奏でられるパートをKey.1つで全てカバーしていますね。低音はゴリゴリのベースライン、高音はTwinkleなアルペジオがとても美しいです。
前作からは4年と言うスパンを経ていますが根本的なところは変わらず。しかし以前よりもさらに聴きやすく、メロディもシンプルになったような気がします。


ピアノEmoなんて呼ばれるバンドが2000年代に突入するとたくさん現れたわけですが、そういう「ピアノEmo」ともまた違うんですよねぇ。Slingshot DakotaはSlingshot Dakotaであり、それでいてエモさはしっかりとあるのである意味ニュータイプなEmoなのかもしれません。
従来とはやはり何か違うものを感じます。全体的に曲のテンポが下がっており、ローテンポで展開される曲が多いかなぁといった印象。前作、前々作を聴いてもドラムが激しく動き回りVo.もかなり力んだ歌い回しが多かったですよね。


個人的にはSlingshot Dakota至上一番好きなアルバムになりました。やはり各楽曲のキャッチーさは過去のどの作品よりも優れています。
来日してほしいですね。とても見たいです。

【おまけ】

ちょうど今ピアノアーティストでハマっているのがVanessa Carlton。
彼女といえば"A Thousand Miles"で有名ですよね。いろんなバンドにもカバーされています。
この"Nolita Fairytails"という曲の冒頭は、正に"A Thousand Miles"と同じもの。途中でピアノを捨ててタクシーにクラッシュされるシーンがインパクト大!曲もとても良いです。

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