2011/05/20

A Skylit Drive 「Identity On Fire」



Release Year : 2011

Track List :
1. Carry The Broken
2. Too Little Too Late
3. XO Skeleton
4. Conscience Is A Killer
5. Ex Marks The Spot
6. The Cali Buds
7. Your Mistake
8. Fuck The System
9. 500 Days Of Bummer
10. Tempt Me, Temptation
11. Identity On Fire
12. If You Lived Here You'd Be Home
Post-Hardcore/ScreamoバンドのA Skylit Driveの3rdアルバムのレビューです。んーある意味で本当に評価をしたアルバムになりますかね。詳しくは後述。ではいきまっせー。

いつものASD節ですね。このバンドのスクリームはBa.でクリーンがVo.という最近のPost-Hardcoreバンドの中では少し変わったスタンスです。だいたいのバンドだとVo.が絶叫担当、楽器+Vo.がクリーン担当じゃないですか。ASDと構成同じバンドはBlessthefall・・・だけかな?なんかもっといた気がするけど。それもこれもJag(Vo.)のハイトーンボイスを生かすためです。
それに加えメンバーのルックス良いですね。これも人気の理由の一つなのかも。おそらく一番の人気者はDr.のコリーでしょう。自分が最初見たときはコリーを女だと思っていて、しかもボーカルはこの女の人なんだ と思っていましたよwwそうしたらメンバー全員男だし、ボーカルも男だしもうめちゃくちゃですわww彼はライブだとスクリームもしますし。実際はレコーディングの段階からコリーのスクリームは録られているんです。

実はこのアルバムを聴き通して、ピン!とくるような曲がありませんでした。ということは、自分の中では普通のアルバムという位置づけになってしまうんですが。なんでしょうか・・・過去のアルバム2枚と聴き比べをしてみました。個人的には1stが一番好きです。というのも勢いがあるのと叙情的なフレーズ、キャッチーなパートのバランスがいいんです。そしてなによりもScreamoしていた点が大きいです。確かにASDのアルバムでScreamoしていないアルバムなんてないんですが、1stは自分が思うScreamoというものをやってくれていたんですね。重過ぎず、軽すぎず。そしてこのアルバムを聴いていて思うことは、Jagのボーカルです。正直、1stや2ndの時の勢いは見られません。持前の武器であるハイトーンボーカルの伸びが今までほど勢いがないんです。聴きようによっちゃ喉に負担をかけながら歌っているようにも思えるのです。そこが本当に気になりました。ちなみにJagのキーは女性が歌うのもきついらしいです(友人談)

イントロの部分、Bring Me The Horizonの曲にも似たようなフレーズありましたね。どの曲か覚えてないですが。このアルバムで新しい部分は何かというと、シンガロングパートの導入、そしてダンサブルなKey.アレンジです。2ndでもKey.を全面的に押し出したサウンドを意識したそうですが、今回はよりエレクトロな要素が強まりました。そしてシンガロングパートを取り入れたことにより楽曲に力強さが加わったように感じます。Ba.のスクリームはいつも安定していますね。グロウルやシャウトいろいろ使い分けています。
なんだかんだ言いましたが1stが衝動的なScreamoサウンド、2ndが実験的なサウンドなら、この3rdは1stと2ndを上手く混ぜ合わせた落ち着いたサウンドになっていると思います。決してクソアルバムと言っているわけじゃありませんので(笑)
7/27に国内盤がTRIPLE VISIONさんから発売になります。ボーナストラックも収録されるので興味がわいたかたは手に取ってみてください。

2 件のコメント:

  1. 匿名6/07/2011

    1stの時のvoのが好きだな。ってか1stしか好きじゃないな。

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  2. つぼ6/11/2011

    自分もASDで勧めるなら1stです(笑)一番キマっている時期だったと思います。

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