2014/04/13

Fireworks 「(Oh), Common Life」

Oh, Common Life cover art
Country: Michigan, US
Release Year: 2014
Label: Triple Crown Records/ICE GRILL$

Track List:
1. Glowing Crosses
2. Bed Sores
3. The Back Window's Down
4. Flies On Tape
5. Woods
6. Play God Only Knows At My Funeral
7. One More Creature Dizzy With Love
8. The Only Thing That Haunts This House Is Me
9. The Sound Of Young America
10. Run, Brother, Run
11. The Hotbed Of Life

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For Fans Of:
Fall Out Boy/New Found Glory/A Loss For Words



3年ぶり3枚目のフルアルバムということで、バンドとしてはここからの評価が分岐点とも言われます。前作、前々作ではPop Punkのヤンチャぶりを思う存分楽しんだのか今作ではディープでアダルトな仕上がりをみせています。しかしPopという部分では、他のPop Punkとは違い群を抜いて長けていますね。耳馴染みの良さと聴きやすさは相変わらずです。
このアルバムは従来のようなPop Punkバンドとは一線を画しており、個人的にはグッとFall Out Boyに近づいたような気がしました。特にダンサブルなチューンが増えたことと、ゴスっぽさの残るマイナー調のメロディ。この2つが大きいと思います。


疾走感も抑えられ切なさの残るトラックが大半を占める今作は、もはやPop Punkという領域を脱却したものとなっている と言ってもいいと思います。Green Dayの"American Idiot"のようなロックオペラ・・・とまではいかなくとも、レベル的には一気にステップアップを計ったものとなっていますね。
良い意味で言えばネクストレベルへ到達し新境地を切り開いたと言えます。しかし悪い意味で言えば従来のFireworksに期待して今作を手に取った方は面喰う内容となっているはずです。どこかで爆発するトラックがあるだろうという期待はあまりしない方がいいです、というかはっきり言ってしまえばそのようなチューンは無いです。


個人的にはどこか牧歌的な雰囲気が残るアメリカンクラシックな感じや、メロディが耳に残るのでこれといった違和感はありませんでした。
ただ、やはりキッズ待望のスピーディーなトラックがもう少し欲しかったかなぁという気持ちもあります。今後はどういう路線でいくのかがキーとなるはずです。

【おまけ】

この曲が大好きで聴き狂いました。2011年の来日に行きましたがぜひまた日本に来てほしいですね!

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