2011/10/14

Blink-182 「Neighborhoods」



Release Year : 2011

Track List :
1. Ghost On The Dance Floor
2. Natives
3. Up All Night
4. After Midnight
5. Snake Charmer
6. Heart's All Gone Interlude
7. Heart's All Gone
8. Wishing Well
9. Kaleidoscope
10. This Is Home
11. MH 4.18.2011
12. Love Is Dangerous
13. Fighting The Gravity
14. Even If She Falls



Blink-182の復帰作をレビュー!
最後のスタジオアルバムが2003年にリリースされたので今作は実に8年振りの新譜になります。長かったですねー。以前ベスト盤をレビューした際にちょこっと書きましたが、ちょうど活動休止と同時にこのバンドを知ったのでかなりショックでした。
さて、8年振りということもあってバンドのスタンスに変化が見られます。とは言ってもBlink節全開なので、こういうフレーズを聴くとBlinkらしさを感じ取ることができる っていうのがかなりありました。
活動再開前の各メンバーのプロジェクト、+44やAngels & Airwavesで培ったものが1つにまとまったって今作が出来上がった というのが第一印象。


ポップパンクバンドの祖である彼等ですが、キャッチーでメロディックというよりは後期Blink-182に近いエモ色が強いように感じました。そのためファストなナンバーやキッズのための曲よりは、完全に成熟しきったアダルトなBlink-182というのをこのアルバムで体現しているのではないかと思います。
加えてほんのちょっと難しい展開やアレンジに手を出し始めているのもこの作品の特徴。コード進行のみのギターではなく、リードアレンジの強いギタープレイやTravisのドラムさばきなどが全面的に押し出されている・・・のかはわかりませんが(笑)ただ、自然に聴いていてもそういった部分の自己主張が強いです。
僕が高校時代にBlink楽曲をコピーしている時によく冗談でTravisをバカにしていたんですが、やっぱり彼はすごいドラマーですね。メタル界のドラムマスターがSlipknotのJoeyならパンク界ではTravisで間違いないと思います(笑)


良いですよ良いですよ、こういう曲が1曲あるだけでもだいぶ違いますからね。
このアルバムのベストソングはこれで決まりです(笑)Delux Editionのみ収録されている曲です。
メンバーの歌い回しも以前とは違いますね。Markは伸びがありますし、Tomはかなり貧弱になっていますね(笑)特にTomの変化はかなり顕著に表れています。まぁメンバーも40歳近いオッサンなわけですし、昔と変わったところがあってもおかしくないです。
初期Blinkのように突き抜けるような曲はありませんが復帰作なのでまずは手始めに といった感じでしょうか。せっかく再活動したので、僕らも再注目しましょう(笑)

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