Oh, Manhattan 「Spiritual Warfare」

Release Year : 2011

Track List :
1. Guilty Blessings Pt. II
2. The World Ends With You
3. The Anti DaVinti
4. Waco
5. Face Of Another
6. Interlude
7. To The Gallows
8. Giving Up Your Ghosts
9. Mercury In The Water
10. Ian Curtis



アトランタ出身のポストハードコアバンド、Oh, Manhattanの1stフルを紹介します。
元Woe, Is MeのHence Alligoodがボーカルとして加入し、エモ・スクリーモ・ポストハードコアなどのアプローチをガンガンかけたサウンドとなっています。ただのポストハードコアだけでなく、どこかマスコアチックな展開だったり、特に強く感じたのが叙情派HCっぽいアレンジですね。The Effortを彷彿とさせるようなフレーズもしばしば、ニュースクールハードコアのような激情エモ路線の強い曲がけっこうあります。
Henceのボーカルもどことなくハードコアの面影をちらつかせるようなスタイルですよね。クリーンパートなんかもあるので一概にニュースクールハードコアと言えないもどかしさもあったりします（笑）


YouTubeを見るとデビューアルバムが"The Anti-DaVinti"になっていますねぇ・・・（笑）ボーカルも２人みたいです。これはEP的な何かですかね・・・？よくわかりませんがこの曲もアルバムには収録されています。ここでは勝手に再録ってことにしておきます（笑）
リズムの取り方といい、後半のシンガロングといい、ギターのフレーズといい個人的にはやっぱりニュースクールのにおいがプンプン漂ってくると思うんですね。他のポストハードコアバンドとは一線を画しています。
EmarosaやChiodos、DRUGS、Dance Gavin' Danceみたいな現行の美しさを持つスクリーモバンドが好きな人から、The Effort、Defeaterなどのニュースクール・劇場ハードコアが好きな人、さらにはちょっぴりマスコア要素があるのでそっち系が好きな人にもオススメですよ！
真の意味でのポストハードコアバンドだと思いました。