2012/07/30

きゃりーぱみゅぱみゅ 「ぱみゅぱみゅレボリューション」


Country : Japan
Release Year : 2012

Track List :
1. ぱみゅぱみゅレボリューション
2. つけまつける
3. PONPONPON
4. みんなのうた
5. きゃりーANAN
6. CANDY CANDY
7. Drinker
8. おねだり44℃
9. スキすぎてキレそう
10. ぎりぎりセーフ
11. おやすみ
12. ちゃんちゃかちゃんちゃん

Official Web
Blog

For Fans Of :
Perfume/Wienners/ふくろうず



中田ヤスタカ氏によるプロデュースで話題をかき集めた、本名きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ。
本人は2009年から読者モデルとして活動しており、若者向けの雑誌等で人気を博していました。そんな彼女が歌手デビューすることになったのは去年の秋、ワーナーミュージックジャパンと契約しました。これまでにシングルを2枚、今作は待望の1stフルアルバムとなっています。・・・あ、僕は待望でしたね ええ(笑)


僕はもともとPerfumeが好きなのもあって、ヤスタカプロデュースのサウンドは基本的に好きです。逆に彼が手がけたアーティストは誰しもがポストPerfumeになりうるというネックもあることは確かですね。きゃりーのサウンドはコンセプトがロリポップ的なものに対して、割とシリアスな側面があります。いわゆる”エモい”というやつです。しかしこれがバカにできないほどのクオリティで完成させるのが、ヤスタカマジックの凄いところではないかと思います。彼はきっとこういう激情型のアプローチが得意分野なんでしょう。


全体を聴いて思ったんですが、"CANDY CANDY"以降、つまりアルバム後半からの追い上げ方がすごいんです。もうキラーチューンの連発。前半は彼女にとって名刺となっている代表曲であいさつ代わりにといった感じに、後半からはいよいよきゃりーの深みを知るためのアルバムのみ収録の新曲ラッシュです。アルバムの醍醐味、一番の聴きどころだと思います。


すでにレンタルも始まっているので是非聴いてみてほしいです。この手のアーティストって叩かれがちですけど、経験上聴かず嫌いやレッテルのみの判断はもったいないです・・・
ちなみにFor Fans Ofの部分はメロディラインの観点で似ているなと思ったものをあげてみました。

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