Chunk! No, Captain Chunk! 「Pardon My French」

Country: France
Release Year: 2013
Label: Fearless Records/ICE GRILL$

Track List:
1. Restart
2. Taking Chances
3. Bipolar Mind
4. Haters Gonna Hate
5. The Progression Of Regression
6. Pardon My French
7. Between Your Lines
8. I Am Nothing Like You
9. Reasons To Turn Back
10. So Close Yet So Far
11. Miles And Decibles
12. The Best Is Yet To Come

Facebook

For Fans Of:
A Day To Remember/Close To Home/FACT



フランス出身のEasycore、C!NCC!の2ndフルアルバム。彼らはEasycoreが米国のアンダーグラウンドで密かに盛り上がりを見せ始めている時から今と同じスタイルでプレイしていました。今から３、４年前くらいですね。そういう意味では従来のヘビィ+キャッチーという方程式に乗っ取って、Easycoreに必要な要素をしっかりと維持し続けている元祖Easycoreバンドであります。
しかし出世しましたね～。あの近代Emo/Screamoに強いFearless Recordsと契約とは快挙ですね。まだ1stもリリースする前、デモ時代の彼らなんかとてもDIYな雰囲気が音源から滲み出ていましたからね。すごくチープだったし。
今作は全体的にメロが重視されており、ヘビィな面は少し控えめなアレンジになっています。前作はブルータルな面とメロの比重が曲によって偏りがある作風でしたが、このアルバムでかなり聴きやすさが増しています。C!NCC!のアンセム・代表曲は1stに収録されていますが、個人的には2ndの方がかなり好きでした。


１～２年ほど前Easycoreがここ日本でも密かにブームとなっていたのも記憶に新しいです。耳の早いリスナーの間ではC!NCC!はかなり有名なバンドに位置していました。そんな耳早なリスナーを筆頭にだんだんとコミュニティが大きくなっていった結果、現在では多くのロックファンがC!NCC!をフェイバリットに挙げていますね。また国内の音楽情報サイトや雑誌にもC!NCC!が取り上げられるようになりました。ICE GRILL$から国内盤のリリース、来日と確実に国内のファンを増やしていることは間違いないです。
アンダーグラウンドから一気にスターダムにのし上がった過程はまるで子供の成長を見ているようです。僕自身リアルタイムでEasycoreシーンを追いかけてきただけあって、感慨深いものがあります。


１１月３０日に開催されるNO BLUR CIRCUITでAlesanaや先ほど第二弾で発表されたMajor Leagueとともに再来日を果たします。日本人の琴線に触れるものを持つ彼ら、FACTが好きな人にはぜひ聴いていただきたいです・・・なんて言わなくてももう知っているか(笑)