Lemuria 「The Distance Is So Big」

Country: New York, US
Release Year: 2013
Label: Bridge Nine Records

Track List:
1. Michael And Stephen Moon
2. Brilliant Dancer
3. Clay Baby
4. Scienceless
5. Paint The Youth
6. Dream Eater
7. Oahu, Hawaii
8. Chihuly
9. Bluffing Statistics
10. Public Opinion Bath
11. Congratulations Sex
12. Survivor's Guilt
13. Ruby

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For Fans Of:
The Pastels/Swearin'/Caves


３枚目のフルアルバム。編集盤を入れると通算４作目です。いや、あのですね・・・すごく良い(笑)大絶賛ですこのアルバム。男女ツインVo.はThe Pastelsを彷彿とします。そこにP.S EliotやSwearin'の柱となるCrutchfield姉妹ライクなインディの匂いを放ちます。もともとキャッチーで聴きやすくまたポップで耳馴染みの良いアプローチが目立つサウンドでしたが、今作ではところどころエモーショナルな面が顔を覗かせています。しかしこれもエモ過ぎずにいい感じにポップとのバランスを保っているんですよね。素晴らしいですよ。


実はLemuriaのようなバンドっていそうでいないんですよね。Candy HearstはもうちょっとPop Punk寄りですし、Jejuneやその他のインディ女性Vo.のバンドってかなりEmoに傾向しています。そういう意味では唯一無二な部分がありますね。PopかつEmo/Indieのブレンド、隙間隙間にちょっと小難しい展開が入るこのスタイルはなかなかいないですね。Lemuriaが作る世界観はPop要素が強く反映されます。
HxCに特化しているB9と契約したのもレーベル側の新しい試みですよね。最近ではこのようなインディのバンドもリリースに着手しているようです。

僕の周辺でもこのアルバムへの期待度・好感度がともに高かったです。各所で賛美されている今作はおそらく海外のニュースサイトのベストアルバム、アーティスト厳選の年間ベストに確実にランクインするでしょう。
個人的に思ったんですけど、ふと来日が発表されたりしそうな気がしないでもないです。Lemuriaあたりのバンドって好きな人はいても来日はノーマークだったりするじゃないですか。自分もそうなんですが(笑)なので意表を突く感じで「Lemuria来日」という文字をTwitterで見れる日を願っています。