Braid 「No Coast」

Country: Illinois, US
Release Year: 2014
Label: Topshelf Records

Track List:
1. Bang
2. East End Hollows
3. No Coast
4. Damages!
5. Many Enemies
6. Pre Evegreen
7. Put Some Wings On That Kid
8. Lux
9. Doing Yourself In
10. Climber New Entry
11. Light Crisis
12. This Is Not A Revolution

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For Fans Of:
Look Mexico/Into It. Over It./Everyone Everywhere



90's EmoレジェンドBraidの復活作！なんと16年ぶりのアルバムだそうです。2011年の再結成からスプリットやEPのリリースはありましたが、3年越しでようやくフルレングスが聴けました。
数年前からアメリカでブームとなったEmoリバイバルですが、そんなブームに乗っかった多くのバンドはBraidを始めとした古巣のバンドをから影響を受けているはずなんです。
僕のような若い世代（リアルタイムでEmoを聴いていない世代）にとって、レジェンドが新作をリリースすることはとてもラッキーなことなのではないかなぁと思う次第であります。


Polyvinyl Recordsを離れTopshelfからのリリースというところに時代の流れを感じます。もはやEmo/Indieの総本山はTopshelfとCoount Your Lucky Stars、この二大勢力が波に乗っていると言えますね。うーん、感慨深い。
アルバムの方は、従来のBraidと何ら変わりなくあくまでも彼ららしさをしっかり残した作品として仕上がっています。変態性がBraidの持ち味なんですが、そこを全面に押し出さないところがスケベですよねぇ。
大御所でもトレンドを意識したせいか、復活作があまり評価を得ないことってあると思います。まぁ過去のファンからするとオリジナルの状態に期待するわけなので、トレンドを意識することはリスクになる可能性のほうが高いですね。そういう点からみても彼らはブレませんねー。


2014年は上半期だけでも再結成が数多くアナウンスされました。この辺のバンドで言うと、次はMineralでしょうか。ライブの予定も決まっていますしBraidのように復活作を待ち望む声も大きくなるかと思います。
メンバーのBobはBraidが一度解散した後、様々なバンドを結成し現在まで活動してきました。Hey Mercedes/Certain People I Know/Lifted Bellsなどはわりと最近まで活動しておりBobに関してはあまり新鮮さはないです(笑)
国内ではstiffslackがリリースライセンス云々という話を以前Twitterでしていたのでそのうち国内盤も出るかもしれません。そうなると来日なんていう話にも繋がるかと。夢が広がります！