2014/07/23

Handguns 「Life Lessons」

Life Lessons cover art
Country: Pennsylvania, US
Release Year: 2014
Label: Pure Noise Records/ICE GRILL$

Track List:
1. Anvil
2. Sleep Deprived
3. Highway Robbery
4. Heart Vs. Head
5. I Can't Relate
6. The Loved Ones Who Hate Us
7. Queens
8. Give And Take
9. Waiting For Your Ghost
10. New Years Resolution

Official Web
Bandcamp

For Fans Of:
Major League/The Story So Far/The Wonder Years



フルアルバムとしては2枚目のリリースとなるPA出身のPop PunkバンドHandgunsです。
一発目のこの曲、もう中毒性が異常でなかなかトラックが先に進みませんでした(笑)グッドメロディのショートチューン。これだけ聴いてもアルバムへの期待は相当に高まりますよ。
2014年のトラック別ベストがあるならこの曲はダントツ1位です。


前作はかなりシリアスな面を覗かせていましたが、今作では原点回帰ともとれるアッパーでノリの良いトラックが続きます。とにかく明るく、ひたすらに駆け抜けるといった印象。EP時代のHandgunsはわりとこういうサウンドでしたよね。ドタバタに展開していく荒っぽさやPop Punkという音楽の楽しく明るいイメージというものをそのまま表現したものになっています。
昨今のPop Punkと言えば、Emoに傾倒したどこかドロっとした暗いものが多かったですが彼らはその殻をぶち抜きやんちゃっぷりを発揮している様子が伺えるでしょう。
ゲストVo.ではThe Wonder YearsのSoupyが参加しています。


良いですねー。現行Pop Punkの最前線で活躍するThe Story So FarやFireworksといったバンド達と同期にあたるわけですが、彼らは独自の路線を突き進んでいます。それはトレンドをしっかりとおさえうまく消化しているという点で評価できますね。
HandgunsやMajor Leagueはそれとは対照的で、Pop Punkの掴みの良いメロやキャッチーさで勝負し本来のPop Punkサウンドに沿った音を奏でています。特に今作ではそれが顕著に表れています。
エモメロなPop PunkとシンプルなPop Punk、どちらもバンドが発揮する力によって左右されますね。
得意不得意があるように、バンドのサウンドにもエモメロにソングライティングが長けているバンド、シンプルでキャッチーなソングライティングに長けているバンド、あると思います。これを自分たち自身で良く理解しているバンドはリスナーからの支持も高いですよね。

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