2018/12/22

2018 Release Review Pt.2

2018年にチェックした音源をまとめてレビュー!パート2です。
Pt.1はコチラ


Taking Meds - My Moon Is Always Full
Country: New York, US
Label: -


単純に気に入った曲が無いのとBlink-182のカバーはけっこう癖が強い・・・


Pass Away - The Hell I've Always Seen
Country: New York, US
Label: Suburbia Records


このバンドもEPが良かったのでフルアルバムを楽しみにしていたんですが
んー・・・どうしてアルバムになるとちょっとクオリティ負けしてしまうんだろうか。
Save Faceと全く同じ現象。


Trophy Eyes - The American Dream
Country: Newcastle, Australia
Label: Hopeless Records


アルバムの変遷を辿ると面白いです。
やっぱり作を重ねる毎に落ち着きを見せていきますよねぇ。
このアルバムはそれが顕著に表れています。


Dance Gavin Dacen - Artificial Selection
Country: California, US
Label: Rise Records
「dance gavin artificial selection」の画像検索結果

所謂、現代のScreamo/Post-Hardcoreにカテゴライズされるバンド。
過剰なまでのトリッキーさには脱帽。
加えてキャッチ―なのでメロも掴みが良いです。


Gatherers - We Are Alive Beyond Repair
Country: New Jersey, US
Label: Equal Vision Records


前作の方がかっこよかったですねぇ。
なんなら初期の感じが一番好きです。
やっぱり振り切ってるって大事です。


Elder Brother - Stay Inside
Country: California, US
Label: Pure Noise Records


The Story So FarとDaybreakerのメンバーが在籍。
クリアな感じとかエモーショナルなフレーズはSinai Vesselを彷彿とします。
このアルバムは割と琴線に触れる曲が多くて好きです。


Oso Oso - gb​/​ol h​/​nf
Country: New York, US
Label: Triple Crown Records


ジャケットだっせえ からの 曲めちゃくちゃ良い。ほんとOso Oso好きです。
Death Cab For CutieとかWeezerとかPavementの良いところだけ抑えてます。
センスの良さがめちゃくちゃ光ってます。


Muncie Girls - Fixed Ideals
Country: Exeter, UK
Label: Specialist Subject Records


今年は来日もしてましたねぇ。
前作に引き続いてPopで軽快なサウンドと、Punkの持つ熱量、時折見せるエモーショナルなアレンジがGOODでした。


The Flatliners - Mass Candescence
Country: Toronto, Canada
Label: Dine Alone Records
「the flatliners mass candescence」の画像検索結果

良くも悪くも前作からガラッと方向性が変わってしまいましたが
今作はその延長線上にあたります。
元々のメロディセンスは健在なので、やっぱり琴線に触れる曲はあるんですよねぇ。


Covet - Efflorence
Country: California, US
Label: Triple Crown Records


Mathガール、Yvette Young率いるテクニカル集団。
相変わらず凄いことやってくれてます。
くどさが残る印象があったんですが、今作はサラッと聴くことができました。


Everywhen - Summer Singles
Country: Pennsylvania, US
Label: Lauren Records


Algernon CadwalladerやPrawnのメンバーによって結成されたPhilly Emo。
メンバーのキャリアを考えたら、最高なのは言うまでもないです。
昨今Emo Revivalが下火になりつつある印象ですが、先日Algernon Cadwalladerのディスコグラフィがリプレスされたのもあり近いうちに面白いことが起きるのでしょうか。


Natalie Evans - Better At Night
Country: London, UK
Label: Small Pond


これまでにEPとかSplitとか色々リリースしてきた中で、ようやくフルアルバムがドロップされました。
これはもう女性版Kinsellaと言っても良いと思います。
素晴らしいです。


Living With Lions - Island
Country: Vancouver, Canada
Label: No Sleep Records


ここ数年めっきり音沙汰がなかったんですが、満を持してアルバムが解禁されました。
2013年にリリースされたEPでは新たな可能性を示す形の作品となっていましたが
今作ではその伏線を回収しつつ、従来のLiving With Lionsらしさもしっかりと残った作品に仕上がっています。


Real Friends - Composure
Country: Illinois, US
Label: Fearless Records
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このバンドもそろそろ貫禄が付いてきたころだと思います。
スタイルもぶれる事なく一貫してますし。ただ今作に関してはあんまりフックのあるパートが目立たなかった気がします。
ちょっと成熟し過ぎたか。


Orchards - Losers/Lovers
Country: Brighton, UK
Label: Big Scary Monsters


Gt.は割と魅せるようなアレンジが多いんですが、全体的にPopに仕上がっていてかなり聴きやすいです。
この手のバンドは1stアルバムは外れませんね。


The Story So Far - Proper Dose
Country: California, US
Label: Pure Noise Records


前作まで見せていたエッジの利いたサウンドは少し控えめに。
ですが、そこはやっぱりThe Story So Farだけあって方向性が少し変わっても持ち前のセンスはしっかりと発揮しています。
どうやらライブではOasisリスペクトな感じでパフォーマンスしてるそうな。


Like Pacific - In Spite Of Me
Country: Toronto, Canada
Label: Pure Noise Records


正直、ここまで長く続くバンドだとは思っていませんでした。
アルバムも毎回高いクオリティで仕上げてくるし、最低でも1曲はリピート必須なキラーチューンもあるので次回作にも期待。


Joyce Manor - Million Dollars To Kill Me
Country: California, US
Label: Epitaph Records


安定のJoyce Manor。今は亡きSharksを思い出しますねぇ。
特別好きっていうわけでもないんですが、新作が出たらチェックはしておこうって思うくらいには気になるバンド。実際に聴いてみると、「あ、この曲好きだな」ってなるんです。だから目が離せないんです。


Swearin' - Fall Into The Sun
Country: Pennsylvania, US
Label: Merge Records


5年振りの新作でした。今までのガチャガチャ感がなくなって、スマートな感じになってます。
個人的にこの質感はめちゃくちゃ好きで、だからこそハマる曲が無かったのはちょっと残念なところ。惜しい、惜しいんですよ。


Fucked Up - Dose Your Dreams
Country: Toronto, Canada
Label: Merge Records


HxCという枠組みに捉われていないものそうだし、収録されている曲の数もそうだし全てのスケールが他のHxCないしはPunkバンドとは頭一つ違います。
このバンドはもはや好き嫌いで語るよりも、アートの1つとして鑑賞していると言った方がしっくりくる気がします。


Saves The Day - 9
Country: New Jersey, US
Label: Equal Vision Records
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このバンドも地味に久しぶりの新作でした。
この"Suzuki"というトラックはSaves The Dayの持っているエモい成分がぎっしり詰まっている曲になっていてそれはもう素晴らしいんですが、他がインパクトに欠けております。
前作でいう"Stand In The Stars"みたいな曲とかがあれば良かったなぁ。


Hopesfall - Arbiter
Country: North Carolina, US
Label: Equal Vision Records
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11年振りの新作ですって。3枚目のアルバム"A Types"から脱叙情派を図りましたが、今作でも方向性としては変わらずと言ったところ。
ただ、やっぱりこの世代が現在で言う所のMelodic Hardcoreを作り上げていったと言っても過言ではなく、持ち前のセンスは今も光るものがありますねぇ。
随分と時間が経ってしまいましたが、僕はHopesfall好きです。


Cloud Nothings - Last Building Burning
Country: Ohio, US
Label: Carpark Records

このバンドの良いところは一見インテリっぽく見えて、実はけっこう気性が荒い曲を仕上げてくるところ。Punkですね。
あとエモいんじゃなくて、ダークな雰囲気が良いです。
世の中に唾を吐いてる感じが好きです。


Justin Courtney Pierre - In The Drink
Country: Minnesota, US
Label: Epitaph Records


これねぇ完全にダークホースですよ。めちゃくちゃ良いですよ。
JustinはMotion City Soundtrackよりもサイドプロジェクトやソロの方が手腕が発揮できていますね。
僕アルバム一枚好きになることって凄く稀なんですけど、このアルバムはマジで全曲好きです。


以上、パート2はここまで。
パート3へ続く。

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