2022/08/09

ライブ動画チャンネル、何見てる?









YouTubeでライブ動画を上げているチャンネルの紹介。

アルバムやEPを聴いて好きな曲に出会った時、ライブでも演奏しているのかなって思う事よくあるんですよね。
そんな時にYouTubeで探すことが多いんですが、アーティストのライブ動画をアップロードする専門のチャンネルというものがいくつかあるので紹介したいと思います。
チャンネル名がリンクになっているので、気になるチャンネルがあったら是非チェックしてみてください。

Audiotree













海外のYoutubeチャンネル。恐らくライブ動画専門のチャンネルとしては大手というか、有名どころになるんじゃないでしょうか。
基本的にはスタジオの中で演奏するスタイルです。バンドによっては屋外で撮っているものもあるし、ライブハウスや劇場のようなところでパフォーマンスしているバンドも居ます。
ジャンルを問わず、またベテランから若手まで幅広いアーティストをピックアップしているので大体見たいバンドのライブ映像はここに上がっているかなと言った印象です。
【曲名 live】とかで検索すると、自然とここに辿り着くような感じもチャンネルの規模感を思い知らされる。
過去には日本のtricotも出演したことがあります。

NPR Music












こちらも海外のチャンネル。Tiny Desk Concertという名前でライブ動画を公開しています。Tinyと言うだけあって部屋のようなところで、小さいセットを組んだミニマムな演奏スタイルが主流。バンドだとアコースティックセットみたいな感じで演奏していることが多いです。
バンド以外にもR&BとかHiphop界隈のアーティストが出ていることも多く、バリエーションに富んだラインナップになっています。Audiotreeに比べると、メジャーなアーティストが多いような気がします。

KEXP












KEXPはシアトルにあるラジオ局で、Youtubeチャンネルではスタジオのライブ映像をアップロードしています。
出演アーティストの傾向としては、Pitchforkでレビューがつけられているような面々。前項のTiny Deskとも被っているところがあると思います。こちらもジャンルには縛られず幅広いシーンから、アーティストが出演しています。
10年以上前からライブ動画の投稿を行なっているので、アーカイブがかなり充実しているのが強み。

hate5six














こちらは今までのチャンネルとは打って変わって個人のチャンネルですが、世界中のHardcore/Punk好きから注目されているチャンネルとなっています。僕自身、何度もこのチャンネルでお世話になりました。
ライブハウスでの映像になっていて、オーディエンスもがっつり映っているし、ハンディカムで撮っている映像も多いので、これまでに取り上げたチャンネルに比べるとよりLive感があります。正にDIYです。
先日、Rolling Stone Japanがインタビューを行った記事を公開していました。所謂中の人であるサニー・シーンのバックグランドからパーソナルな部分までを掘り下げていて、かなり興味深い内容になっています。












こちらは日本のチャンネルなので知っている人も多いと思います。
ライブ動画とは少し趣旨が違うのですが、自身の曲を1発撮りでレコーディングする様子を映像にしています。
日本人なら一度は聞いたことあるようなアーティストや話題の新人、若年層で聴かれているような人達も出演していますね。
ここからこういうチャンネルが盛り上がって、もう少しアングラなアーティストを取り上げるチャンネルとかが出てきたら面白いなと思います。それこそ日本版Audiotreeみたいな。

自分がよく見ていたLittle Elephantというチャンネルとかも紹介したかったんですが、更新が長らくない状態なので取り上げるのを止めました。地味にそういうの何個かあります・・・勿体ない。
でも逆に考えると、今回紹介したようなチャンネルはコンスタントに動画が上がっていて感心します。そこにはブッキング、スタジオのセッティング、リハももちろんやってるだろうし、その後の編集もあるから色んな人が関わってこういった動画ができあがっているんだなぁって。
観るとたった数分だけど、その数分を作り上げるのには長い時間をかけているということ。
そういう人たちの労力、アーティストの映像を無償で観れちゃうって本当に凄い時代です。これが今のスタンダードと言えばそうなのかもしれないけれど、コンテンツの表と裏を考えられる人間で居たいなと思います。

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