2026/03/28

How To Buy Vinyls? -レコードの買い方-

 

欲しい盤を手に入れたい人必見


Subscripitionという言葉。日本ではサブスクと呼ばれ、音楽・映画・食品・車など日常のあらゆるものでサービス化されています。生活の中に当たり前に存在し浸透している現代。
特に音楽や映画においては、フィジカルを持たずにコンテンツを消費できるのでCDやDVDなどを買う人は少なくなっているという話がある一方で、レコード(LP/Vinyl)のような希少性のあるものについては売上が増加傾向にあるというデータも出てきています。
RSD(レコードストアデイ)のようなイベントも、世界では広く認知されているのではないでしょうか。日本でもよくやっていますよね。

自分はアナログで集めたい派なのでレコードやカセットテープをよく買いますが、希少性が高い故にタイミングを逃すと購入することが難しくなることもしばしばあります。手に入れる為の競争率が高く、「今買わないと手に入らない」と言っても過言ではない。そういう世界でもあります。
なぜそうなるのか。シンプルに、レコードは1回の生産数が限られているからです。
CDのように安価で多く生産できるものではなく、1回のプレスで百枚単位で発注するものです。
例えばUSのヒットチャートを席巻するようなアーティストなら初回のプレス枚数が多いかあるいはリプレス(再生産)があったりするものの、インディーズやアングラなバンドになればなるほど1回のプレスで終わってしまう確率があがります。
なので、リアルタイムで買わない≒後から手に入りにくい と言えます。

じゃあ買い逃した作品はもう手に入らないのか。
安心してください。手に入れることは可能です・・・!
ただし絶対ではないということと、手に入れる為の色々な方法があります。
本記事では、レコードが買える場所や買い逃した作品の手に入れ方について紹介していきたいと思います。
これから挙げるお店の名前や方法は、自分が実際に利用したサイトや実践した方法です。

①店舗で買う

古くからあり、最もスタンダードな手法。レコ屋です。
今ではTOWER RECORDSやHMVのような大手CDショップがレコード専門の店舗を出しているので、メジャーなアーティストのLPなら店舗で購入することが可能です。東京限定にはなりますが、Disk Unionも各所に店舗がありますね。
また専門性に特化したレコードショップもあり例として

Emo/SkramzならLike A Fool Records3LA(Otonasi Records)
Hiphop/R&BならManhattan Records
Punk/HardcoreならBASE RecordsIce Grill$

こんな感じで棲み分けもされています。上に挙げた店舗はオンライン通販も対応しているので、自分のライフスタイルに合わせて活用してみると良いです。他にも、店舗を構えたレコードショップは沢山あると思うので、まずは住んでいる地域で探してみるのがおすすめ。
この前タワレコにMatthew SweetのLPが置いてありました。
ジャケ含めて好き。

②国内のオンライン通販で買う

①は古典的な方法ですが、こちらは現代的な方法。上述の店舗はいずれもオンライン通販に対応しているので、店舗に行けない時は自分もよく活用しています。
また店舗を持たずにオンラインのみで販売をしているサイトや、個人レーベルもあります。
ディストロと言って個人でアーティストやレーベルから仕入れて販売している人もいて、そういうサイトではよりディープなアーティストを取り扱っている可能性もグッとあがります。

ちなみに、楽天やAmazonでもLPの取り扱いがあります。意外と掘り出し物があったりします。
国内のオンラインを使うメリットは、後述の海外サイトを利用するよりも安く済む。早く届く点です。

③物販で買う(ライブハウスで買う)

国内アーティストはもちろん、特に海外から来日してるアーティストにとってライブでの物販は非常に重要です。Tシャツや音源をマーチ(Merchandise)なんて言いますが、ライブに行って購入するのも1つの手段です。ただしそのバンドがどの程度マーチに力を入れているかは様々で、さらに運搬の事情等で必ずしもライブハウスに物販スペースを展開しているとは限りませんし、規模も異なるでしょう。また早いもの勝ちが目に見える形で実感できるので、確実に購入したいなら物販をチェックする優先度も上げる必要があります。
会場となるライブハウスによってはレコ屋を併設しているところもあったりするので、そこから目当ての音源を探してみるのも良いです。

④レーベルから直接買う

ここからは、手に入りにくいフィジカルを購入する方法にも通じる話です。
①~③に挙げた方法で手に入らないもの、あるいはソールドアウトしてしまっているものを買いたい時に、そのアーティストが所属しているレーベルから直接買うという手段が有効です。大半の場合、自分はこれで解決してます。個人輸入というやつ。
国内のレコ屋、ディストロにも当然在庫数に限りがあります。特にアングラなアーティストは国内に入ってきても、仕入れている数が少なかったりするのですぐに売り切れてしまうことが多いです。また、新譜でも流通がないものは日本に入ってこないことがあります。
そんな時は、レーベルに在庫があるか見てみると良いです。今は国際郵便や海外送金も容易にできる時代で、ほとんどの場合は日本も発送地域に含まれているのでレーベル在庫があれば買うことが可能です。
海外にも、店舗のあるレコ屋からオンラインのみのレコ屋、ディストロまで幅広く存在します。注意点は送料だけで4~5千円が当たり前なので、LP1枚で1万円は今のご時世では普通。また手元に届くまで早くて2週間前後です。通常3~4週間はかかります。これでも以前に比べて配送スピードが上がった気がします。輸入品には保安検査やそれにかかる手続きなどがあるためそれなりに時間がかかると思っておくべし。

⑤世界規模のECサイトから買う

④で探しまくったけどどうしても見つからない。廃番でもう流通していない。
万事休すか・・・いや、まだ最後の手段が残っています。
それは世界規模で展開しているECサイトからの購入。世界版のメルカリみたいなものです。
最も有名なのはebayというサイト。ここでは個人からお店まで出品者となって、各自で様々な物を取引しています。レコードも例外なく出品されています。
自分は今、TraderaというスウェーデンのECサイトを使って取引中のレコードがあります。ここでしか売っていないLPだったので、即決しました。果たして届くのか・・・
ECサイトで探せば体感7割は見つかります。
ただし新品と中古が入り乱れている、これまでの方法の中で特に割高になる、購入先の信頼性を担保できないなどいくつか注意しなければいけない点があります。
自分はここでAmpereのLPを買いました。めっちゃ探して、最後にたどり着いたのがebayでした。出品者は購入者からの評価が見れるようになっているので、そこを参考にしました。
あとはなるべくレコ屋っぽい名前の出品者から買うとか(店舗が出品者になっていることもある為)、出品物の写真を複数枚載せている人にするとか、見定める部分はあると思うので吟味することをオススメします。と、こんなことを言っておきながら送料と商品の金額が一番安いところで探しました(笑)まぁどこに重きを置くかは自由なのでね。
発送されたら追跡番号がもらえるので、荷物の所在とかは大方わかるようになっています。
ちなみにメルカリでも掘り出し物があったりします。Absolute PowerやKill HoidayのLPを見かけました。


◆レコードを買う為に必要なこと

・金
超現実的に考えてまずこれ。
CDよりも値段が上がります。またプレミアが付いていたりそもそもそんなに流通していなかった物になればなるほど、相場よりも高額で取引されることが多いです。
LP1枚に数万円の値が付いていることも普通にあります。

・クレジットカード
海外から買う場合は必須です。日本円で海外通貨も決済できる手段が必要になります。

・キャッシュレス決済ができるアカウント
PaypayやApple PayといったPay系のアカウントは最低でも1つは持っていた方が良いです。
自分は海外から買うときはPaypalを使っていて、口座と紐づけをしているので口座から円で支払いしています。

・探求心
先に紹介したように、レコ屋にも特性がありレーベルにも特徴があります。
どこでどういうジャンルを扱っているのかを知っておくだけでも、チェックするべきお店が変わってきます。日頃自分の聞いている音楽に関してレーベルなりを調べておくと、探す時にスムーズです。
Discogsというサイトでは、どこまで網羅されているかは未知数ですが少なくとも大衆音楽のほとんどのディスコグラフィが集約されています。日本のアーティストも検索ができるので、どのアルバムがいつ発売されて、どのレーベルから出ていたか。トラックリストやLPの盤のバージョンまでも調べることができます。
ただこれは持とうとして持つものではないと、個人的には思っているので、そこまでの思い入れがあれば自然と湧き出てくるものだと思います。

・根気
これが割と重要。リリースから時間が経っていると探すのも難しかったりします。
1回探して見つからないから終わりなのか、根気強く探すのかで結果が変わるでしょう。
これも自分の体験になりますが、半年間探してようやく見つかったものもあります。
時間をおいてみたり、日数をおいてみたり、探すワードを変えてみたり、あの手この手を使うと見つかったりします。
正解は無い。頑張るのみ。

以上、レコードのある場所・買い方・廃番アイテムの探し方を①~⑤でまとめてみました。
国内で買えるならそれに越したことはないですが、ここ数年はなかなか手に入らないレコード探しに奔走していたのでナレッジとして残してみました。

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