2022/10/15

ここ数日のPop Punk事情

 
高校生に戻った気分。

今週はPop Punk界隈を騒がすニュースがいくつかありました。
既に色んなメディア、ブログ、SNSで話題になっていたかと思いますが紹介していきたいと思います。

◆Blink-182にTom復帰!ニューアルバム!ワールドツアー!


初手からてんこ盛り過ぎなビッグニュース。
Blink-182にオリジナルメンバーであるTomが復帰しました!
Tomがバンドを離脱したのが2015年ですから、実に7年という歳月を経ています。
Tom不在の間はAlkaline TrioのMatt Skibaが加入していました。『California』『Nine』の2枚のアルバムをリリースしています。
Tom復帰の噂はかねてから色々なところでされていましたが、これを裏付ける証拠となったのが「バンドの近況は何も知らないよ」というMattの発言。
またMarkが癌で闘病していた時期にTravisとTomの3人で再開していたというのも、後のMarkのインタビューで明かされています。この時3人の間にわだかまりは無く、とても懐かしい時間を過ごせたと言っていました。これが3人にとってのターニングポイントだったのかなって個人的には思うんですよね。

で、Tom復帰と同時にアナウンスされたのがワールドツアーとニューアルバムのリリース。
2023年にはアルバムのリリース、ツアーも2024年に渡って行われる予定。
特にツアーの方はTurnstileやRise Againstといった豪華な顔ぶれが帯同します。

そして昨日、Tom復帰後の新曲がミュージックビデオとともに解禁。
自分がBlink好きになったきっかけは、MTVで"Down"のMVを観た時だったのを鮮明に覚えています。曲が良いのもそうなんだけど、Tomの声、風貌、出で立ちにやられました。当時小学生の自分にとってはめちゃくちゃかっけぇ兄ちゃんだったんです。
なのでやっぱりTomが歌ってるBlinkは最高!
Travisの飛行機トラウマ問題があるけど、この規模になってくると来日とかも十分ありそう。サマソニにツアーメンツ引き連れて来るとかないかな?

◆PUNKSPRING復活


春の風物詩PUNKSPRINGが来年開催されることが決定しました。2017年の開催で最終回を謳っていたので、5年ぶりの開催。
Blink-182の告知があった後だったもんで、多くの人がこれはパンスプに来るぞ!となったんじゃないでしょうか。自分もその一人だったり。
で、第一弾で発表されたラインナップ。Blink-182の名前はありませんでしたが、なんとマイケミが!2019年に活動再開し、再結成後の来日は今回が初めて。'00年以降のEmoの礎を築いた重要バンドなので、過去に見たことがある人も活休後にMCRを知った人にとっても絶好のチャンス。
他のメンツもパンスプ常連、来日経験も豊富なバンドが揃っています。
Sum41とSimple Planとか絶対"Ruin My Life"やるでしょ!なんちゅうわかりやすい伏線。

◆Four Year Strongの2ndアルバムが全曲再録でリリース!


個人的に一番湧いたニュースがこちら。
Four Year Strongが2010年にリリースしたアルバム『Enemy Of The World』を全曲再録したアルバムが今月の27日に出ます!
当時は高校生で、Easycoreという言葉が台頭してきた頃でした。1stアルバムが従来のPop Punkを覆す衝撃的な仕上がりとなっていて、Set Your Goalsと双璧を成す存在だったのを覚えています。今あるPop Punkの土台を作り上げたといっても過言ではないですね。Myspaceが全盛期だった時代、懐かしい~。
そんな勢いに乗った彼らがリリースした2ndアルバムは強烈なフックが目白押しで、Hardcoreの持つタフさや熱量を帯びた、Easycoreと呼ぶにふさわしい1枚となっています。
今回12年の時を経て全曲再録っていうのは心躍る試みだし、何よりB-sideで収録されていた曲までリテイクされているのが激アツ!

この曲なんかは知る人ぞ知る曲で、"It's Not The Size Of The 7...It's How You Use It"というシングルに収録されていたもの。当時はFYSのPure Volumeにこの曲が上がっていたんですが、めちゃくちゃヘビロテした記憶があります。
そんな1曲が現代のクオリティで再現されてんのマジたまらんすよこれ。

で、なんでこんなタイミングでっていう話。
FYSの2ndはオリジナルのリリース以降、レコードがリプレスされなかったそうなんです。当時流通を手掛けたDecaydance Records(Fall Out BoyのPatrickとPeteが立ち上げたレーベル)とのライセンスの問題で、中々話が前に進まず実現できなかったらしい。
10年以上の月日をかけて、やっと権利がバンドに戻ってきたタイミングで今回の再録再リリースに踏み切ったという流れ。
オリジナル版ではKey.のJoshがいた頃にレコーディングされていたので、Key.でアクセント付けていた部分がどういうアレンジになっているかも楽しみです。
1stの10周年盤では、レアトラックのリテイクも収録されていたのでこういうサプライズは本当に嬉しいです◎

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