アンテナとち○こはビンビンでいこう
◆Slipknotが初期ビジュアル風に原点回帰!
今年から1stアルバムリリース25周年ツアーを敢行しているSlipknot。
メンバーそれぞれがマスクを着用していて、1度見たら忘れられない強烈なビジュアルは後続のバンドにも影響を与えたと言えます。
そんな彼らは節目節目でマスクや衣装を変えることで有名ですが、今回はなんと初期の赤いジャンプスーツからインスパイアされた新しい衣装に変わっています。マスクも新しいデザインではあるんだけど、パッと見たときにすぐ1stのジャケットが思い浮かびました。
Youtubeに上がっているファンメイドのライブ映像で見ることができます。
またこのツアーから新しいドラマーが参加していて、その正体は2月にSepultulaを脱退したEloy Casagrandeであることが公式アナウンスされました。
自分は1st~4thアルバムまで聴いてたんですが、やっぱりこの頃の曲かっけぇなー!
なんかタイムスリップしたような感じにもなるしノスタルジック。
「今年は1999年だ」っていうMCめっちゃアガる。
◆Kendrick Lamar vs Drake
こちらはHiphopの話。今最もアツいBeefが展開されています。
3月にリリースされたFuture & Metro Boominのアルバムに、"Like That"という曲が収録されていてKendrick Lamarがfeat.で参加していました。
そしてそこでラップされたのはJ.ColeとDrakeへのDiss。この内容が話題になっていつのまいか主人公になっちゃったKendrick。
事の発端は、DrakeとJ.Coleの曲に"First Person Shooter"っていうのがあってその中のとあるラインにあるとされています。
Kendrick、Drake、J.Coleっていうのは今のHiphopシーンにおいてビッグ3だって言われてるんですね。メタルで言うとMetallica/Megadeth/Anthrax/Slayerみたいな。シーンを牽引する力、カリスマ性そういったものを全部ひっくるめてHiphop的にはこの3人が最高だよな!っていうのが実際に声として挙がっています。
それを肯定するような内容をこの"First Person Shoota"では歌っているんですが、それに対してKendrickがNOを突き付けたのが"Like That"のリリックになっていました。
"Like That"で火がついて真っ先にアンサーを返したのがJ.Coleでした。1週間とかだったかな?とにかく早かった。ただそのあと直ぐにJ.Coleがディスを撤回するっていう一幕もあり、J.Coleは早々にこのビーフから身を引くことに。元々J.Coleは好戦的なタイプではないし、どっちかというとPeaceなキャラクターでも知られているので彼の人柄が良くも悪くも仇になったなぁという感じ。
そして先月満を持してDrakeがアンサーを返しました。このアンサーにはKendrickはもちろん、複数のラッパー達に対してケンカを吹っ掛けるような内容になってました。
J.Coleとは対照的だよねー。でもこのオラつき方はDrakeって感じ。
Metro Boominに対しての端的でストレートなディスがあるんですが、ああいうのが一番効く気がする。
気になる方は歌詞を調べてみてください。和訳もいっぱい出てきます。
ちなみにDrakeはこの時2曲アンサーを出しているんですが、片方の曲では故人である2Pacの音声を使っていてこれがかなり非難を浴びていたようです。現在はストリーミングサービスからも削除されています。理由としては故人の声をこんなビーフに使うなんてというモラル的な側面。
2PacはHiphopにおいては超重要人物であり、その生き様が映画化されたりするほど。中でも「オールアイズオンミー」という映画は面白いのでオススメです。
そしてそして、今月に入って早々にKendrickがDrakeに対してアンサーを出しました。
"Euphoria"というタイトルでリリースされたこの曲はなんと6分にも及ぶ内容になっています。
個人的にはディス曲で6分は初めて見ましたねぇ。元々は19分あったとかいう話もあるようです。やばすぎ。
"Like That"よりも過激なワードチョイスで、ダブルミーニングどころかトリプルミーニングで言葉遊びをし、その中でDrakeをぶん殴るという曲になっています。
こういうところがKendrickの凄さなんだろうなぁ。
このKendrick vs Drakeは現在賛否を巻き起こしている最中なので、このビーフがこの後どうなっていくか注目です。
ちなみにこの裏ではChris BrownがQuavoをディスって2人の間でビーフが巻き起こっていたそうですが、そもそもChris BrownはラッパーじゃないのでQuavoにボコられて(アンサーされて)終わったという印象です。ビーフのきっかけもけっこうしょうもなかった・・・笑
これらのビーフの詳しい解説はYoutubeで公開している人たちがいるので、自分がよくみているチャンネルを貼っておきます。中でもShotGunDandyというチャンネルは最近凄く観ていて英語の勉強にもなります。
Hiphopって本当に面白い。
◆俺たち?何?え?
一方日本では千葉雄喜となって復活したKOHHが「チーム友達」で旋風を巻き起こしています。
日本だけに留まらず海外まで飛び火して、色んなRemixが作られています。
こういうのマジでSNSウケする曲だよね。初期のKOHHっぽさ凄いし。
覚えやすくて口ずさみやすいフロウ。
今の所名古屋と大阪のリミックスが公開されてるので、次はどこなんだろうなぁって気になってる人多いよね。
トラップに乗った舐達麻とかすげー聴いてみたい。
◆YENTOWNのRASENがまじかっけえ
AwichやkZmなどが所属するクルーYENTOWNがRedbull主催のRASENというシリーズに登場しました。
なんか久々に皆が揃ってるところ見たかも。
ビートはChaki Zuluがプロデュースしているんだけど、マジで良い。
5人のマイクリレーもかっこいいし、各々がソロでやっている時とはまた違った雰囲気になるよなぁ。それぞれのソロ曲からサンプリングしてるのも良い。この動画本当リピートしました。
国内Hiphopシーンでこれだけは抑えておけっていうビートメーカーを挙げるなら、Chaki Zulu/Green Assasin Dollor/BACHLOGIC 個人的にはこの3人かなと思います。他にもSTUTSとかDJ Ryowとか良いビートの生みの親いっぱいいるので、気になったのは片っ端から聴くとよい。
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