2024/05/25

最近聴いたアルバムをサクッと紹介

 

90~2000年代の旧譜多め。


The Hotelier / Home, Like Noplace Is There
Release Year: 2014
Label: Dreams Of Field Recordings
今からちょうど10年前にリリースされたThe Hotelierの1stアルバム。
当時のEmo/Indieシーンでもこの作品は大絶賛されていましたが、聴くべきEmoの名盤として未だにその存在感を放っています。
なんとなく久しぶりに聴いてみようと思ってアルバムを再生したら、なぜThe Hotelierが今も根強い支持を得ているのかがわかりました。儚くも美しい旋律が奏でられていて、激情的なボーカルワークに心をギュッとされる感じ。
昨年はOso Osoなどと一緒に初来日も果たしています。


Joshua / A Whole New Theory
Release Year: 1999
Label: Dog House Records
今ある音楽は90年代には作られていたという根拠のない持論があるんですが、それを裏付けしてくれるようなバンド。現代のバンドと言っても信じてもらえそうな程のサウンドクオリティです。
繊細なアルペジオと、Texas Is The Reasonのようなエネルギッシュな勢いを織り交ぜたサウンドが印象に残ります。まじでかっこいい。2、3、8曲目が特に良い。
プロデューサーは現役のプレイヤーと裏方を両立するJ. Robbinsです。
このバンドを聴いてSleep Inというバンドが真っ先に思い浮かんだんですが、彼らはJoshuaの影響もきっと受けているんだろうなと思いました。


Sleep Inこんなバンドです。かっこいいです。


Handsome / Handsome
Release Year: 1997
Label: Epic Records
ふざけたバンド名なのに曲はめちゃくちゃかっこいいです。
完全にQuicksandを意識したAlt-Rock/Post-Hardcore的なアプローチ。
プロデューサーはTerry Dateという人物で、90~2000年初頭のNu-Metalバンドのアルバムはだいたい手掛けてるすげぇ人でした。
彼のWikipediaには手掛けた代表作がリストアップされていましたが、さすがにHandsomeの名前は挙がってなかったです。音の重厚感とかダイナミクスな展開とかはインディーズと呼ぶにはもったいないクオリティ。


Jimmy Eat World / Bleed American
Release Year: 2001
Label: DreamWorks Records
90年から00年代への転換期において、Emoの歴史では絶対に語られるバンドであるJEW。
中でもこのアルバムは2000年初期のEmoを代表するアルバムとしても有名。
それくらい後続のバンドにも影響を及ぼしたスゴイ作品です。
聴いた方が早いんだけどこのアルバムの良さっていうのは、変にテクニックに走ったりせずどこまでもストレートに駆け抜けるところだと思います。その中でメロも際立ってるし、キャッチ―で聴きやすいという点。
Jejune/Christie Front Drive/Mineralといった正統派なEmoともスプリットを出していた経歴もあって、初期の彼らはけっこうガチのアングラ出身ということはあまり語られていないような気がします。それが今ではTaylor Swiftと一緒にライブでコラボしちゃうくらいドメジャーなバンドになったんだから、夢ありあますよね。
Emoから掴むアメリカンドリーム。


【おまけ】
もうずーっと好きなんですよ。
最近のIIOIはミニマムなトラックが多くなっちゃったけど、こういうバンドセットが活きるような曲はやっぱり今聴いてもかっこいいわ。メンバーもこの1期の頃が一番良いね。
ちなみに曲名間違ってて、正しくは"Humboldt"です。

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