2019/01/04

2018 Release Review Pt.4

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
2018年にチェックした音源をまとめてレビュー!パート4です。
Pt.1はコチラ
Pt.2はコチラ
Pt.3はコチラ



We Are The Union - Self Care
Country: Florida, US
Label: -


一時期活動休止していましたがカムバックしました。
初期のようなSkacoreからは脱却を図り、Pop Punkに寄ったアプローチが増えました。
個人的にはもうちょっと荒々しい頃のWATUの方が好きです。


The Joy Formidable - AAARTH
Country: Wales, UK
Label: Hassle Records


実験的な要素が多く一括りにRockとは言い難い3ピース。
このバンドは聴く者を選びますねぇ。
自分がイメージするUK出身の前衛的なバンド正にそのものって感じです。


Cursive - Vitriola
Country: Nebraska, US
Label: 15 Passenger


リイシューを除いて6年振りのフルアルバム。
実は"The Ugly Organ"以外は聴いたことなかったんですが、こんなにドラマティックだっけと思わされるくらいスケールの大きい仕上がりでした。
エモいというよりダイナミック。


集団行動 - 充分未来
Country: Tokyo, JP
Label: CONNECTONE
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このバンドは今年知ったんですが相対性理論、進行方向別通行区分のメンバーで結成されているジャパニーズIndie界隈ではスーパーグループとも言って良いバンド。
曲については言うまでもなくめちゃくちゃ素晴らしいです。
渋谷系と呼ばれるPopなサウンド、時折鳴らす哀愁漂うメロディ、全部がツボでした。
今年はこのアルバム以外にもシングルもリリースしており、そちらも間違いないので邦ロック好きでこのバンド知らないなら絶対に聴いた方が良いですよ。


世武裕子 - Raw Scaramanga
Country: Tokyo, JP
Label: PONYCANYON
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ドラマの挿入歌、CMソング、チャットモンチーのバックバンド等、実はけっこう幅広く活動しているSSW。銀杏BOYZのトリビュートアルバムにも参加していましたね。
前作から引き続き、エクスペリメンタルなソングライティングで独特な世界観を表現しています。


Napoleon - Epiphany
Country: Exeter, UK
Label: Basick Records


前作ではちょっとやり過ぎなアレンジで癖が凄いまま終わってしまいましたが、今作では見事そのイメージを払拭できたんじゃないでしょうか。
Animals As LeadersやCHONのようなクリアで技巧的なGt.サウンドでありながら、キャッチーな面も見せていてとても聴きやすいアルバムになっています。Metalっぽい派手な散らかり方してないので、Math Rock好きも聴いてみてはどうでしょうか。


Panic! At The Disco - Pray For The Wicked
Country: Nevada, US
Label: Fueled By Ramen
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"High Hopes"が耳に残っていたので久々にチェックしてみました。
2ndアルバム振りでしたが、初期のゴスっぽいカラーは薄れていて割とストレートな曲が多かったです。
メジャーウケするとはこういう事なのかなと。


killie - 犯罪者が犯した罪の再審始まる
Country: Tokyo, JP
Label: -

過去の曲を録り直して再録した編集盤(+未発表曲もあります)。killieのディスコグラフィがどんどん高騰していく中でこういうリリースは本当にありがたいです。Japanese Chaotic Hardcoreの重鎮という説明はもはや不要、キレッキレだし勢いも凄まじいし生きるレジェンドと呼ぶに相応しいバンド。


Iron Chic/Toys That Kills - Split
Country: New York, US/California, US
Label: Dead Broke Rekerds


毎回グッとくる曲があるかもという淡い期待を抱きながらチェックするんですが、そろそろマンネリ化してきました。
・・・って毎回思いながら新曲出たらチェックするんだと思います。ズルいぜ。


Timeshares - Out There
Country: Pennsylvania, US
Label: -

2018年初めにリリースされたEPの続編にあたるEP。
作風は変わらずですが、個人的にはこっちの方が哀愁漂っていて好きです。


Sit Calm - Percia
Country: Manitoba, Canada
Label: Little Cowboy Records


Math meets Pop Punkな感じですが、好きな人にはたまらないと思いますこの感じ。
一時期のSave FaceのようなエネルギッシュなEmoです。
けっこうニュータイプなサウンドだと思います。今後に期待です。


Boygenius - Boygenius
Country: US
Label: Matador Records


次世代のSSWであるJulien Baker、Phoebe Bridgers、Lucy Dacusで結成された3ピース。コーラスワークはもちろんのこと、それぞれが鳴らす繊細なフレーズだったりエモーショナルなメロディはIndie/Emoマニアの心に響くこと間違いなしです。


Closer - All This Will Be
Country: New York, US
Label: Lauren Records


3ピースScreamoバンド。
特筆すべきはDr.が女性、かつメインVo.であるところでしょうか。
La Lunaが好きな人はチェックで。


Ella Mai - Ella Mai
Country: London, UK
Label: Interscope Records
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UK出身24歳の女性シンガー。
ムーディで色気のあるR&Bです。この曲はピアノのアレンジがとても良い。
Jhené Aikoとかが好きな人にオススメ。


Noble Pedro - Letting Go
Country: Massachusetts, US
Label: -


解散を発表したOliver Houstonのようであり、またInto It. Over It.のような温かさもあり。
次のアルバムはどこかのレーベルから出そうな気配。
この界隈では注目のニューカマーと言っても良いと思います。


Angel Du$t - Big Ass Love/Take Away The Pain
Country: Maryland, US
Label: Roadrunner Records
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このバンドもRoadrunnerに行っちゃいました。
TurnstileやTrapped Under Iceのメンバーが在籍するHardcore/Punkバンドです。
CIVの現代版みたいなもので、とにかくキャッチーで聴きやすい。そして要所要所で見せるHxCの片鱗。良いじゃないですか。
Turnstileの事もあってアルバムはかなり期待できそうです。


Anderson Paak. - Oxnard
Country: California, US
Label: Aftermath/12 Tone Music
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ブラックミュージックの掴みの良さとラップがクロスオーバーしたハイブリットなアルバムです。
John Legendとか好きな人には良いかもしれない。
今作のゲストはDr. DreやKendrick LamerやPu$ha-T等々、大御所から今を時めくラッパーまで幅広く参加。


Rita Ora - Phoenix
Country: London, UK
Label: Atlantic Records
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Bebe Rexha、Dua Lipa、Charli XCX等と同じく次世代のポップアイコンであるRita Ora。そんな彼女の2枚目のアルバムはとにかく曲がくっそかっこいいです。
EDMの重厚感にPopでキャッチーな要素が混ざり合って、マジでイケてるアルバムになってます。


Lily Allen - No Shame
Country: London, UK
Label: Parlophone
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おぉなんか久々に聴いた。アルバムも4年振りの新作でした。
結婚を経て、子供も産んで大人になりましたねぇ。
一時期の破天荒振りはどこへやらって感じですが、これはこれで良い。


The Armed - Only Love
Country: Michigan, US
Label: No Rest Until Ruin


The ChariotとConvergeを足して2で割ったような、凶暴でカオティックなサウンドが持ち味の彼らですが作を追うごとにメロディを意識した曲も作るようになっています。
今作も前作に引き続いてキマッてる曲と、メロのある曲が混在していてアルバム全体としてもカオティック。


Living Room - Heavy Mind
Country: New York, US
Label: Jetsam-Flotsam Records

あーこっち方面に路線変えてきたかーっていうちょっとの失望とは裏腹に、意外と良くない?と思わされる曲もあったのでこれはこれで良し。
もうどうせなら振り切ってしまったらどうだろうか。


Maison book girl - yume
Country: Tokyo, JP
Label: PONNYCANYON
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アイドルらしからぬシリアスな曲調と、複雑な展開を見せるリズム。
このグループはぶれないですね。
前作みたいにファンシーな要素は一切いれずに、このまま鬱な感じを貫いてほしいですね。


Elle - She
Country: California, US
Label: Dog Knights Productions


メンバーはLoma PrietaとBeau Navireです。
Screamoキッズのみなさん、もう説明しなくても良いですよね。
聴きましょう。めっちゃ良い。


tricot - potage/On the boom
Country: Tokyo, JP
Label: Topshelf Records


去年リリースした"3"というアルバムに続きTopshelfからシングルをリリース。
インターバルと捉えれば、今作は力を抜いて聴ける曲になっています。


Portrayal Of Guilt - Let Pain Be Your Guide
Country: Texas, US
Label: Holy Roar Records


Gillian Carter、The Secret、Young And In The Way、Nailsこれらのバンドにピンときたら聴くべし。
目まぐるしいドラムに甲高いスクリーム、勢い留まることのない疾走感。
悪魔ラブな方是非。


Symphony Of Distraction/69Enfermos - They Came From Faster Space
Country: California, US/Brazil
Label: Morning Wood Records

Symphony Of Distractionにハマっていた時期があったので聴いてみたんですが、想像と違いました。メロディを意識した曲があったら良かったです。69Enfermosは日本のメロコアが好きならドンぴしゃだと思います。


以上、パート4はここまで。
パート5へ続く。

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